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ニュージーランド海外英語研修18日目

7月31日 【18日目】

 早くも本日はネイピアでの最終日の活動となりました。振り返ると、あっという間に過ぎてしまったネイピアでの活動ですが、最後まで楽しみたいと思います。気になるお天気はまたしても雨。目的地のMountain Valleyへと向かうバスはHGSHを出発しNBHSを通って走ります。しかしながら、NBHSを出発して山道をくねくねと走っていくうちに、お天気は徐々に小雨になり、約1時間後目的地に到着する頃にはうっすら太陽が見える程へと回復しました。一日中屋外での活動ということもあり、ほっと胸をなでおろしました。

 本日は午前と午後を使ってラフティング、乗馬、アーチェリーのうち2つを選んでの活動をすることになっていましたが、他にも自転車やバレーボールの活動も加えていただきました。ラフティングでは、全員ウェットスーツに着替えてライフジャケットを着用しゴムボートに乗って川を下りました。ラフティングと言えば、急流や岩場を水しぶきを上げながらスリル満点で下っていく、というイメージがありますが今回は川も穏やかで、6人~8人の生徒を乗せたボートはしばらく平和に景色を楽しみながら川を下っていました。が、気が付けばボート間での水の掛け合いが始まり、多くの生徒がゴール地点でびしょ濡れになっていました。そしてゴール地点ではお約束の(!?)ダイブが始まります。ウェットスーツを着ているとは言え、水温は低くスーツの中に水が入ると非常に冷たく感じましたが、生徒達も「寒い」、「冷たい」と叫びながら川の中で水を掛け合っていました。男女関係なく皆がびしょ濡れになって、また英語の先生や引率教員もはしゃいで川を泳ぐ羽目になりました。

 乗馬では、最初に簡単な手綱さばきを英語で説明を受けると、早速一人一人ヘルメットを着用して馬にまたがります。乗馬初体験の生徒も多かったようですが、馬に乗った姿は皆凛としてなかなか様になっているから大したものです。なかなか思うように馬をコントロールできずに慌てる生徒もいましたが、ネイピアの大自然の中を列になって散策できました。アーチェリーは俵の様な的が2つ置いてあって、それに向かって10m離れたところから狙って土地に矢を打つのですが、地味に見えて結構面白くて引率教員も熱中して弓を放ちました。インストラクターから強さの加減や狙い方などのレクチャーを受けながら皆楽しそうに取り組んでいました。ランチタイムには、施設の方がレストランで温かいスープとスコーンを振る舞ってくださいました。持参したお弁当に加えてレストランのソファでゆったりとしながらの食事が出来て感謝です。

 さて、一日楽しく活動してバスはネイピアへと戻ります。さすがに疲れたのかバス車内では寝ている生徒もいましたが、今日はまだ終わりではありません。最終日ということで19時よりHGHSにおいてフェアウェルパーティが行われました。

 フェアウェルパーティにはNBHS、HGSHの生徒達とホストファミリーやバディの友人達が招かれていて軽く100人以上がHGHSの講堂に集まりました。生徒達は一人一人、修了書を授与され、続いて先生方のご挨拶が終わると、生徒代表スピーチとして2年生のF君が舞台に立って挨拶をしました。スピーチの中でお世話になった人たちに感謝の言葉を述べた後は、”We love New Zealand!!”と力強い声で叫んでスピーチを終えました。今回の参加者の気持ちを端的に表した言葉だったと思います。その後の一高生のパフォーマンスを行いましたが、まずは男子が組体操を行いました。最後の4段ピラミッドで会場は大きく盛り上がりました。それに引き続き、女子が音楽に合わせてダンスを踊りました。途中から男子が後方に表れて手拍子を始めると、会場も一体となって音楽に合わせて手拍子をしてくれました。そして最後に空手部4名による型を披露しました。これには会場も静まり返って見入っていました。見ていても非常に楽しいパフォーマンスに、会場からは大きな拍手が送られました。
 パフォーマンスが終わると最後に歓談の時間です。中にはこのパーティが別れの場となってしまう人もたくさんいたので、泣きながら別れを言ったり、記念撮影をしたり、プレゼントを交換したりと、最後の最後まで名残惜しそうにパーティ会場に大勢が残っていました。明日早いので、もう終わりましょう、とHGHSの教頭先生よりパーティの終わりを告げられて、皆後ろ髪を引かれるように帰っていきました。今晩はいよいよホストファミリーと過ごす最後の夜です。最後まで良い思い出ができることを願っています。


【Students’ Voices】
 今日が、ホームステイ最後日でした。朝からバスでマウンテンバレーに行って、ラフティングとホースライディングをしました。とても疲れたけど楽しかったです。夜のパーティでは、組体をパフォーマンスとして披露すると、思っていた以上に盛り上がったので嬉しかったです。今となってはニュージーランドに来てよかったと思います。最初は緊張してホストファミリーとうまく話せなかったけど、だんだんとコミュニケーションが取れるようになったので、毎日が充実していました。最高のホームステイでした。
                             (1年生Kくん)

 今日はホームステイ最終日でした。午後からラフティングをしました。5、6回ボートから落ちました。その中でも2回目に落とされた時には川に流されてとても寒かったです。でもとても楽しかったです。その後お別れパーティをしました。パーティで友達のバディと写真を撮って盛り上がりました。このホームステイでたくさんのことを学びました。            (1年生Aくん)


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