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高校1年生 宿泊研修 1日目

 関大一高に入学して、初めての宿泊行事。この宿泊研修は、29年も続いている伝統行事です。
 5分前に全員集合しG~J組に続いて、A~F組も新大阪駅を出発。全員そろって、13時からの開講式に臨みました。

 着替えを済ませて、いよいよ活動に入ります。
 A~F組は座禅。宿舎から10分ほど歩き、大きな階段を上って無明院に到着。中にはこの時点で疲れている生徒もいましたが、立派なお寺に驚いた様子でした。
 坐禅を始める前に浮ついていた生徒をご住職が一喝し、落ち着いた雰囲気になったところで座り方などを教えて頂き、坐禅開始!慣れない座り方に足が痺れる生徒も多くいましたが、中には自ら警策を志願する生徒もいました。

 一方、G~J組はカッター訓練。今日の瀬戸内海は、正に「ベタ凪」。日差しも出てきて、絶好のカッター日和です。1クラスがそれぞれ2艇のカッターに分かれて乗船し、次々に大海原へ出て行きます。
 このカッター、全員が息を合わせないと進みません。一人でも櫂が遅れると、ブレーキがかかってしまうのです。そんな先生方の心配をよそに、生徒たちはどんどん沖へ向かっていきます。中にはピタッと櫂が合って、なかなかの艇速を出していました。

 ボリュームたっぷりの夕食をいただいた後、G~J組は座禅です。一方、A~F組は、明日訪れる鞆の浦についての講演です。映画「崖の上のポニョ」の舞台にもなった景勝地ですが、歴史的景観の保護をめぐって論争が巻き起こっているところでもあります。

 明日は、各クラス一日ずっと研修です。


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