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【報告】関西大学・明治大学合同IRシンポジウム「私立大学におけるIRの可能性」を開催しました(12/22)

2019年1月 7日

 梅田キャンパス"KANDAI Me RISE"で22日、関西大学・明治大学合同IRシンポジウム「私立大学におけるIRの可能性」を開催しました。

 現在、高等教育を取り巻く環境は大きく変化し、私立大学はこれまでの経験値や感覚を大切にしながらも、エビデンスやデータを基盤とした改革への転換が求められています。そのような中、学内外のデータを調査・分析し、大学の意思決定や継続的な改善活動、教育の質的転換を支援するIR(Institutional Research)の役割は、ますます高まっています。本シンポジウムでは、私立大学のIRについて理解を深め、教育研究改革を実質化し、継続的改善への機動力となるIRのあり方について議論が行われました。

 第1部の事例報告では、明治大学の山本幸一氏(教学企画事務室)から「IRの活用と可能性-IRはプログラムレビューを支援できるか」をテーマに、明治大学におけるIRについて、その機能や活動、データ分析、IRオフィスの設計と特長、さらにはIR支援によるプログラムレビュー(学科の自己評価)の取り組みや課題について報告がありました。続いて本学の川瀬友太氏(教育開発支援室・教学IR室)からは、「関西大学の事例報告」と題し、内部質保証システムの重層的な取り組みの中で、ボトムアップ型の教学IRに取り組んでいる本学の体制が紹介され、開示可能な実データを例に出しながら、教職員だけでなく一部の学部で実施されている学生個人に向けたフィードバックシステムの取り組みや今後の展望について報告が行われました。

 第2部では、本学教育推進部の森朋子教授のコーディネートの下、「私立大学だからこそのIRのあり方」をテーマにパネルディスカッションが行われました。パネリストには、山本氏と川瀬氏に加え、明治大学千田亮吉副学長と本学芝井敬司学長が参加しました。ディスカッションでは、各大学の課題と今後の展望、さらにはIRと私立大学におけるブランド力、リカレント教育とIRなど、様々な切り口をテーマに議論が行われ、各パネリストからは、データを可視化して学生や教職員に提供することにより、大学としてしっかりとした方針を立て、授業や施策など様々な改善につなげられることの可能性や、IRを活用した今後の展望、さらにはIRを活用する上で解決しなければならない課題などについて、活発に意見が交換されました。その上で、これから大学が直面する厳しい環境においては、IR機能は必要不可欠であり、発展させ活用することが、質の保証や学生の満足度向上、人材育成につながり、ひいては大学のブランド力になるのではと括られました。当日は、国公私立を問わず全国各地の大学関係者や教育関係の企業から約150人の聴講者が参加し、盛況に終了を迎えました。

181226_t_IRsymposium07_l.jpg181226_t_IRsymposium06_l.jpgシンポジウムの様子

181226_t_IRsymposium05_l.jpg森朋子氏

181226_t_IRsymposium03_l.jpg山本幸一氏

181226_t_IRsymposium04_l.jpg川瀬友太氏

181226_t_IRsymposium08_l.jpg千田亮吉氏

181226_t_IRsymposium01_.jpg芝井敬司学長

181226_t_IRsymposium02_l.jpg良永康平副学長