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キャリアセンター所長からのごあいさつ

関西大学キャリアセンター所長 宇惠 勝也 現代の若者は、ニートにみられるように、なぜ働かなくてはならないのか、なぜ職業を持たなければならないのかといった職業観や人生観といったものを形成することが非常に苦手になっています。就職活動もパソコンでインターネットを通じてエントリーすることが通常となり、あたかもテレビゲームをするような錯覚を抱く様相を呈しています。
しかし、いくら技術が進歩し、仕事のツールがIT化されたと言っても、人間が社会を構成していくうえでもっとも重要なことは、基本的なコミュニケーション能力であり、学生が持っている潜在能力であるといえます。本学では、「学の実化」の教育理念のもとで、学生の潜在能力を最大限引き出して自らの自己実現を果たすことが出来る人材を育成すること、また、そのような活力ある社会人を育成することがわが国の発展にもつながる最重要課題であると考えています。本学の教育においては単に机上の学問に留まらず、学生の全人的な成長を企図して、キャリア形成を視点に据えた一連の教育システムを構築しています。これは社会を構成する人材の育成を使命とする大学が果たすべき重要な大学の社会的責任(USR:University Social Responsibility)であると考えています。
その内容は、「大学とともに」というコンセプトのもと、正課教育カリキュラムとキャリアセンターの正課外教育プログラムを有機的に融合させたキャリア支援の5段階のシステムで、学生一人ひとりのキャリアデザイン(将来設計)を促進して、自律型社会人の育成を目指す全学的な取組です。ステップⅠでは「キャリア意識の啓発」として、全新入生に対しキャリアプランニングセミナー等を開催しキャリアプランニングの意識を啓発しています。ステップⅡにおいては「キャリア教育」として、正課教育の科目である「キャリア教育」の講義やセミナーにより学生の勤労観・職業観の育成を図っています。本システムのコア・プログラムに位置づけているステップⅢ「インターンシップ事前研修・実習」では、就業体験のためにしっかりとした事前教育を行なったうえで、インターンシップ実習先で実地に学ぶことを目的としています。ステップⅣでは「事後研修」として、インターンシップ実習で得た成果を検証し、その後の就職活動に結び付けます。最後のステップⅤでは「就職活動への誘い」として、多くの就職支援プログラムを実施し、学生一人ひとりのキャリアデザインの具体化と実現を支援するという構成となっています。この最後の段階においては、毎年各企業様や官界のご協力を賜り、各種説明会を実施しております。
なお、本学では2001年度から「キャリアデザインルーム(進路支援室)」を設置し、専門のカウンセラーが行うキャリアカウンセリングを実施しており、全てのステップの取組と密接に連動させています。また、2005年11月からは、当センター内に「卒業生就業支援室」を設置し、「大学の後に」というコンセプトのもと、卒業後も手厚く就業支援を展開しています。さらには、次世代を担う社会人を養成する使命を果たすために、大学を中心に高校・中学・小学校といった他の養成機関とともにその使命を全うしなければならないと考え、「大学の前に」というコンセプトのもと各教育機関の教員を対象とした「キャリア教育研修」を夏期休暇中に実施しています。
この「大学の前に」・「大学とともに」・「大学の後に」という一連のプログラムは、2006年度文部科学省現代GPに採択された「学生一人ひとりの勤労観・職業観を育む 関西大学キャリア教育プログラム(K-CEP)」を具体化したものです。
これまで、産官各界の力強いご支援、この体系的なキャリア形成支援システム、卒業生の活躍などによって、本学学生は継続的に高い就職実績をあげてまいりました。今後とも私どもに対しまして倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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