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導入科目群の概要

本会計専門職大学院は、会計について基本的な知識を有していることを前提に、高度で専門的な知識を段階的に提供しています。しかし、入学生の中には、「超会計人」になるための素養は有しているものの、会計についての基本的な知識をまだ有していない方もいます。そこで、特にこうした方を対象に、専門的な学習を行う前段階として、新たに導入科目群(「中級商業簿記」「中級工業簿記」の2科目)を設置し、入学前または入学後に提供しています。

導入科目群科目の履修

導入科目群科目の履修が必要となる方は、合格者の中で会計についての基本的な知識をまだ有していない(合格時に日商簿記検定2級程度のレベルに至っていない)と本大学院が判定した方です。具体的には、入試方式やその成績に応じて会計の基礎力を判定します。
それ以外の方は、導入科目群科目を履修する必要はありません。なお、導入科目群科目の履修対象者は、その単位修得まで、基本科目群科目(企業法を除く)の履修は認められません。

導入科目群科目の履修免除

入試合格発表時点で、導入科目群科目の履修が必要と判定された場合でも、入学時までに、以下に該当する場合は、導入科目群科目の履修を免除します。

  • 入学までに「日商簿記検定2級以上」、「ビジネス会計検定2級以上」、「全国経理学校協会簿記能力検定1級以上[科目合格を除く]」のいずれかに合格した場合

導入科目群科目 履修決定のフロー

会計の基本的な知識の習得については、本会計専門職大学院で合格後から入学前の期間に実施している入学前教育プログラム等でもサポートしていますので、積極的に活用してください。

導入科目群科目の授業内容

中級商業簿記

商業簿記を中心として、上級レベルの簿記手続を学習する上で理解しておくべき内容を学習します。仕訳の難易度としては日商簿記検定試験2級程度までの取引内容を想定していますが、仕訳は簿記手続の入り口にすぎません。仕訳と転記、帳簿の締切、試算表や精算表の作成、財務諸表の作成といった簿記一巡の手続をきちんと学習していきます。

中級工業簿記

工業簿記は、企業の経営管理において非常に重要な機能を持っています。本講義では、中級程度の工業簿記について、テキストに基づく講義および問題の演習を行います。受講に際しては、各回のテーマについての自発的な学習および継続的な出席が求められます。
次の2つを本講義の到達目標とします。

  • (1)工業簿記に関する基礎的な理論の修得
  • (2)工業簿記に関する基礎的な計算技法の修得

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