2012年02年28日
2012年2月25日・26日に追手門学院大学で開催された「学生FDサミット」において、本学LA（Learning Assistant）の岩尾咲子さん（文学部2年）、榎本慎也さん（環境都市工学部3年）、國谷みなみさん（政策創造学部3年）、橋本光太郎さん（システム理工学部3年）の4名がLAの取り組みについて発表しました。
「学生FDサミット」は年2回開催されているイベントで、全国のFDに関わる学生スタッフや教職員が一堂に会する場です。今回は全国56大学から340名が参加したということで、関西大学LAの取り組みが全国の大学に広く周知される契機であったといえます。
発表では、4名のLAが普段の業務で培いつづけているプレゼンテーション能力を遺憾なく発揮し、参加者に業務内容や業務への熱い想い（「知的探求の面白さを伝えたい！」など、それぞれのLAが持つ「野望」）を伝えました。
限られた時間でしたが、それらの熱い想いは参加者にも伝わったのではないでしょうか。発表後にあった懇親会などで「私の大学でもやってみたい！」「制度として開始するまでにどんな準備だったか」など、全国の学生や教職員から問い合わせを頂いたことからもうかがえます。
今回の発表に至るまでの準備はLA自身が主体的に行いました。LAの業務内容は担任者や科目の特性により多様であり、4名のLAであっても「4者4様」といえます。このような状況の中で発表内容の合意形成は容易ではなかったかもしれません。しかし、彼ら・彼女らは納得いくまで議論を重ね、その結果、LAとしての全体性を説明しつつも多様性も活かすという素晴らしい発表内容になりました。
このように、学内にとどまらず学外でも活躍しつつあるLAをCTLとして応援し続けていきたいと考えております。
