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  関西大学東西学術研究所研究叢刊  50
〈時〉と〈鏡〉 超越的覆蔵性の哲学
-道元・西田・大拙・ハイデガーの思索をめぐって-

井上克人 著

判 型 A5判上製
ページ 476頁
定 価 本体 4,500円+税
ISBN 978-4-87354-600-1
分類コード C3010
刊行年月 2015年3月
 
本書は、前著『露源と覆蔵―現象学から宗教哲学へ』の続編である。道元の禅思想にみる存在論、西田幾多郎の〈絶対無〉と〈逆対応〉の論理、鈴木大拙が説く〈即非〉の論理、そしてハイデガーの〈有〉と〈時〉をめぐる思索それぞれに通底するものを探り、それを「超越的覆蔵性」という著者独自の視点から読み解いた哲学的洞察の書。

目 次
 第一篇 〈時〉と〈鏡〉、そして〈イコン〉 
  第一章 〈時〉と〈鏡〉 ―道元・西田・ハイデガーの思索をめぐって―
  第二章 縁起と性起 ―華厳教学の比較思想論的究明―
  第三章 明治期アカデミー哲学の系譜とハイデガーに於ける形而上学の問題 ―如来蔵思想とユダヤ・ヘブライ的思惟の収斂点―
  第四章 永遠とイマージュ ―直接性と媒介性― 

 第二篇 西田哲学の論理的基盤
  第一章 『善の研究』という書物 ―著者・西田幾多郎の位相―
  第二章 純粋経験の論理 ―〈統一的或者〉が意味するもの―
  第三章 形なきものの形、声なきものの声
  第四章 西田哲学に於ける「実在」の論理
  第五章 西田哲学に見る禅仏教の特質
  第六章 西田哲学の論理的基盤 ―〈体・用〉論の視座から―

 第三篇 禅の思想
  第一章 経験と超越 ―禅に於ける〈覚〉とその既在的直接性について―
  第二章 鈴木大拙の禅思想に寄せて ―般若即非の真如観から見えてくるもの―
  第三章 純粋禅を索めて ―花園上皇と宗峰妙超―
  第四章 八角の磨盤、空裏を走る ―大燈国師と玄慧法印―
 
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