PREMIUM INTERNSHIP

SUCCESS-Osaka 
Future Design
世界80億人を幸せにする
アイデアを交換しよう

ABOUT PREMIUM INTERNSHIP

SUCCESS-Osaka 
Future Designについて

「SUCCESS-Osaka」の取り組みの一つである
留学生特化型インターンシップ(プレミアムインターンシップ)は、留学生が自国の社会課題を研究し、
解決に向けたビジネスプランをつくる研修プログラムです。
留学生は、企業との研究・議論を通じて日本に対しての理解を深める事ができ、
また企業側にとっては、グローバルな社会課題へ向き合う機会となります。
このプログラムは、国境を越えて、人々に豊かさをもたらす社会が実現する事を目指します。

社会課題解決(SDGs達成)へ向けた
企画を通して、
新たなビジネスの創出ができ、
留学生・企業の
相互理解を深める。

SUCCESS-Osakaについて

日本での就職を目指す留学生へは、徹底した日本語・日本文化の教育やキャリア教育。
留学生を採用する企業へは、異文化知識や異文化対応能力の向上等、高度外国人材の受け入れ態勢の強化・サポートを行うプログラムです。

SUCCESS-Osaka の詳細

Features of SUCCESS-Osaka Future Design

SUCCESS-Osaka 
Future Designの特徴

  • Business

    新たなビジネスの
    創出の機会

    留学生の視点から見た社会課題に着目し、企業の既存事業と掛け合わせた新たなビジネスの創出の機会を提供。

  • SDGs

    SDGs達成への
    貢献

    社会課題解決を意識したイノベーションの推進や、「SDGs」をキーワードにして、多数の組織との連携や協働体制の推進が可能。

  • Business

    企業と留学生の
    マッチング

    実践を通して、留学生との持続的なコミュニケーションを取ることにより、相互理解を深め、課題解決力を持つ人材と企業とのマッチングが可能。

SDGsとは

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

PROJECT FLOW

プロジェクトの流れ

  • 留学生勉強会・
    企業研修の実施

    留学生と企業が、ワークショップ形式でSDGsの17のゴールから課題を設定。同時に、留学生・企業の相互の異文化受容も高める。

  • 留学生がSDGsを
    テーマにした
    課題を提起

    留学生が検討している課題に対して、論理的・多面的な考え方を学び、考察や調査を行い資料作成する。

  • 留学生による
    課題発表と
    企業とのマッチング

    留学生が考察した課題を発表し、その課題の解決に向け、共に取り組んでいただける企業とのマッチングを図る。

  • 留学生と企業が共に
    課題解決を実施

    留学生と企業が協働し、課題解決に向けた取り組みを実施。
    留学生は企業のリアルな現場を通して実践能力を身につけ、
    企業は留学生の新しい発想を得ながら、SDGs達成に取り組む。

日本は課題先進国と言われていますが、
一方で課題解決先進国であるとも考えられます。
外国人留学生がSUCCESS-Osaka Future Designに参加する事で、
日本企業の新規事業部やスタートアップとコ・クリエーション(共創)し、
実際のビジネスに繋げる事ができます。
その結果、『大阪・関西、そして世界の社会課題の解決(SDGs達成)が生み出す、
日本企業の新たなビジネスの創出』が生まれていくと考えています。

さらにはSUCCESS-Osakaは、
留学生が学生時代のうちにスタートアップできる人材として育成し、
社会に輩出する事も目指します。

ACHIEVEMENT

課題発表の実績紹介

2018年度

  • 10 人や国の不平等をなくそう

    雇用の
    仕組み問題

    • 主な連携企業:株式会社パソナ、りそな銀行
    • テーマ国・地域:台湾

    グローバル化が進む台湾では、労働契約が多様化し人事制度が追いついていない。そのため離職率の増加だけでなく、雇用関係のトラブルが増え、雇用の仕組みにおける課題が大きくなってきている。

    解決施策のプレゼンテーション

    現在の台湾における労働条件・人事制度の原因を深掘りし、検討しました。賃金設定が感覚的であり、職種・職位に対しての根拠が明確に整っていない点を見つけました。市場データを基に、適切な賃金設定や職位等級を成形することで、労働者にとってのキャリアアップを可視化することが重要であると結論づきました。事業モデル作成に当たり、日本企業のノウハウを活かしながら、企業の雇用の仕組み、特に労働条件における不平等を無くしていきたいと考えております。課題解決において連携した企業も、これを機に日系企業だけでなく、現地銀行と連携した新しいモデルの開発の検討を行っています。

  • 2 飢饉をゼロに

    危険野菜
    同一価格問題

    • 主な連携企業:株式会社アセアン・フォーカス
    • テーマ国・地域:ベトナム

    ベトナムの市場発展と共に競争が激化し、生産者は質より量を要求されるようになった。量産を行うために、質を落とした安全性が低い野菜の栽培を行う農家が増え、危険な野菜と安全な野菜の区別を行った上での販売ができていない。そのため料金を均一にしており、安全・安心な野菜が入手できない状況になっている。

    解決施策のプレゼンテーション

    課題解決に向け連携した企業が持つリソースを単なる”モノ”として捉えて活用するのではなく、現地の人々がどんな人生を送り、どんな幸せを体験してもらいたいかまで深掘りし、事業コンセプトへ落とし込んでいきました。「安全な野菜を適正な価格で提供し続けるためにはどうすべきか?」をテーマに解決プランを作成し、誰に・何を・どのように届けるかを検討しました。その結果、信頼できる野菜の情報を提供する農業専門サイトを作成する施策を考え、ベトナム農業の課題解決と発展へ向けた取り組みを意識させたモデルを発表しました。

  • 6 安全な水とトイレを世界中に

    水不足・
    汚染問題

    • 主な連携企業:株式会社クボタ
    • テーマ国・地域:中国

    中国の河川や湖、沼の75%と都市部を流れる地下水の90%が汚染されており、環境被害・健康被害へと繋がっている。

    解決施策のプレゼンテーション

    中国の水汚染の要因を調査していったところ、主に「工業排水」「農業排水」「生活排水」が原因であると特定しました。その中でも工業排水が最も水汚染問題に起因しており、これは中国の発展と関わっていることが見受けられました。工業排水は、適切に処理されずにそのまま河川に排出されていることで汚染されていました。
    そこである地域をターゲットに決め、環境課題解決に向けて連携した企業が持つ排水処理が可能な製品を導入することを考えました。そのため導入に至るまでのボトルネックとなる点を洗い出し、どのように市場へ展開できるかを深掘りし、検討していきました。

2019年度

  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

    大阪・
    関西高齢者
    介護問題

    • 主な連携企業:株式会社ECC

    大阪府の急速な高齢化に伴い、65歳以上の人口が東京についで2番目に多い。そのため、介護人材不足の問題が深刻化している。

    解決施策のプレゼンテーション

    大阪の現在における介護の現状について調査しました。さらに、日本と中国の違いについて問題を深掘りし、両国の改善点など検討しました。その結果、中国の厳しい看護職環境や賃金面で苦しんでいる若い看護学生が多数存在することに気づき、日本のような適正な賃金設定や職位等級を形成することで、中国の労働者にとってのキャリアアップを可視化することが重要であると結論付けました。そのため、日本の介護について学ぶべきことを「ツアー」という形式で実施するビジネスモデルを構想しました。まず、看護学生を日本へ招待し日本文化の習得及び日本語能力の向上、そして何より日本で介護をしながら、日本を知ってもらうことに重点を置いたモデルとなりました。

    大阪・関西高齢者介護問題

  • 4 質の高い教育をみんなに

    世界中から
    高度外国人材が
    日本に来ない
    問題

    • 主な連携企業:南海不動産

    日本の留学生数の確保や就職率の上昇の計画を実施しているが、外国人材に日本は経済大国として認知され続けるのか?
    そのため、日本は夢を叶えることができるという啓蒙・啓発活動が必要であり、また来日しやすい環境整備、魅力づくり、そして日本で活躍できる労働環境の形成にチャレンジする。

    解決施策のプレゼンテーション

    日本の留学生の現状と日本企業の人材不足について深堀り調査を行いました。
    調査の結果、今回のモデルはネパールのIT人材をターゲットに、日本が求める高度人材教育を実践するというモデルを構想しました。具体的には、日本に興味・関心を持ってもらうために、教育課程において日本文化の理解などを組み込みました。外国人が活躍できる労働環境の形成のために、企業側の受け入れ体制の整備、企業へのグローバル研修、外国人材を知ってもらうことへ重点を置いたモデルを作ることができました。このモデルは複数の事業会社に協力を依頼し、実際に事業化することができました。
    現在は実例として、大阪・関西圏で優秀な外国人留学生が働いています。

    世界中から高度外国人材が日本に来ない問題

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう

    家族サービス
    という言葉は
    おかしい問題

    • 主な連携企業:株式会社トモノカイ

    家族サービス:普段は仕事で忙しい人が、休日に家族と一緒に食事に出たり遊びに行ったりなどして、くつろいで過ごすこと。出典:大辞泉
    ジェンダー平等を意識している海外においては、何故?と思うような日本独特の言葉を探究することから、日本社会のジェンダー平等について課題設定を行いました。

    解決施策のプレゼンテーション

    日本の子育て社会の現状と、日本企業の人材不足について深堀り調査を行いました。
    調査の結果、中国と比較すると、日本の男性は育児の時間が取りづらい環境にあることが分かりました。
    特に中小企業で顕著に見られるのは、子育ての時間が少ない→子供と距離感ができた→育児に自信がない、などの悪循環が発生しています。そのため、それらを解消することに重点を置いたモデルを考えました。中小企業においても、学生や副業可能な企業制度を利用した優秀な人材を集めるプランを提案し、これを実施するために企業を評価する機関を利用したモデルを考えました。
    現在、モデルの抽象度を上げて再考する機会が与えられ、大学と企業の産学連携モデルとして実際に実施できるよう事業化を進めています。

    家族サービスという言葉はおかしい問題

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