関西大学 大学院インフォメーション2018
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65法学研究科文学研究科経済学研究科商学研究科社会学研究科総合情報学研究科理工学研究科外国語教育学研究科心理学研究科社会安全研究科東アジア文化研究科ガバナンス研究科人間健康研究科専門職学位課程❖2018年度 専任教員専任教員に変更が生じた場合は、関西大学大学院入試情報サイトでお知らせしますので、出願前にご確認ください。教員名・連絡先専門分野研 究 概 要課程小田 伸午 教授 odashin@kansai-u.ac.jpスポーツ科学運動制御学人の日常生活やスポーツにおける身体運動の運動制御のメカニズムを探り、その動作の実践における主観性との対応を考察し、客観性と主観性の二つの世界を総合化することに取り組んでいる。運動制御の自然科学的メカニズムは、主に筋神経系分析、動作学的分析から探究する。動作の実践における主観性は、動作者の動作イメージや動作感覚について聞き取り調査などを通じて記述する。動作者の科学的データに主観性データを添えて、両者を照合し、客観と主観を総合した新たな身体運動学を構築する。M・D河端 隆志 教授 takakaw@kansai-u.ac.jp運動・環境生理学ヒトは重力のもとに身体活動を通して生存している。生体は様々に変化する環境の中にありながら、その重要な機能(体温調節、体液の浸透圧バランスなど)をほぼ一定のレベルに維持(恒常性、ホメオスタシス)することにより、環境の変化に対処して生存している。そして、運動・スポーツといった能動的な身体運動では、生体はさらに高次の調節機能が要求される。特に長期に及ぶ環境の変化(トレーニングも含む)に対して、生体の体制を変化し、その独自性を保持して生存している状態が適応である。運動・環境生理学の目的は、その適応のメカニズムを解明し、それにより健康およびスポーツ・パフォーマンスの向上のための諸条件を明らかにすることにある。M・D黒田 研二 教授 kkuroda@kansai-u.ac.jp地域保健社会福祉公衆衛生大阪大学医学部を卒業後、精神神経科や老年内科の臨床に従事。その後、公衆衛生講座で、地域保健、精神疾患や難病に関する医療システムの研究を行った。20年前より社会福祉の領域の研究を進めており、高齢者福祉、精神障害者福祉、地域福祉、医療福祉に関連した研究を行っている。最近は、認知症の人のケアシステム、高齢者や障害者の虐待防止等の権利擁護、精神疾患の医療計画などに関する研究に取り組んでいる。M杉本 厚夫 教授 atsusu@kansai-u.ac.jpスポーツ教育学スポーツ社会学スポーツ教育は、英国のパブリックスクールにおけるエリート教育にその源流を見ることができる。このスポーツ教育を受容した日本においても、当初からスポーツの教育的価値は高く評価され、学校体育および運動部活動を中心としながら多様な発展を遂げてきた。そして、スポーツは人間性あるいは社会性を育てる重要な教材として理解されてきた。しかし、現代では体罰等スポーツ教育における逸脱行動が社会的問題となっている。そこで、これらの社会的問題の解決の糸口を、スポーツの原点である遊びにおける社会性の教育力にもとめ、スポーツ文化を再構築するための教育について社会学の視点から研究している。M・D西山 哲郎 教授 nisiyama@kansai-u.ac.jpスポーツ社会学身体文化論スポーツを通じた地域貢献や、スポーツ自体の新しい楽しみ方を提案する「スポーツプロモーション」を教育・研究の一つの柱とする。「するスポーツ」より「みるスポーツ」や「支えるスポーツ」に重点を置く関係から「スポーツジャーナリズム」も研究テーマにしている。さらに、社会学的な観点から現代社会における身体の意味や意義(の変化)について考えることも並行して行いたい。M・D森下 伸也 教授 morisita@kansai-u.ac.jpユーモア学社会学「ユーモア学の鬼」を自称する日本笑い学会会長。他の追随を許さぬ笑い好きにして、笑いとユーモアなら何でもござれのオールラウンドプレーヤー(のつもり)。とくに得意は、(1)笑いの哲学、(2)ユーモアの思想史、(3)笑いの日本文化論。(1)は「ひとはなぜ笑うのか」に関する原理論的探究、(2)は哲学者は笑いをどう論じてきたかの歴史的研究、(3)は「日本の笑い文化は世界一」を立証するための「笑い祭」を中心とした実証的研究。もう一つの得意は社会学の外国文献の翻訳で、これまでP.バーガーはじめ多数の翻訳があり、その(自笑)職人芸を、青年たちに大いに伝授したがっている。来たれユーモリスト、来たれ翻訳志望者!M・D涌井 忠昭 教授 t.wakui@kansai-u.ac.jpスポーツ科学応用健康科学レクリエーション研究分野は、レクリエーション、アクティビティケア、子どもの体力向上、総合型地域スポーツクラブとまちづくり、介護労働者の生体負担に関する研究と多岐にわたります。具体的には、レクリエーション活動やアクティビティケアが要介護高齢者のQOL(生活の質)、睡眠や覚醒パターンに及ぼす影響について研究しています。子どもの体力向上、総合型地域スポーツクラブとまちづくりに関しては、地域での実践活動を通して研究を行っています。介護労働者の生体負担に関する研究においては、介護職員、ホームヘルパーまたは在宅介護者の身体的・精神的負担や腰痛について研究を行っています。M・D弘原海 剛 教授 wadazumi@kansai-u.ac.jp運動生理学運動処方「糖質飲料水摂取が運動パフォーマンスに及ぼす影響」:いわゆる“スペシャルドリンク”と呼ばれる運動中の栄養補給や疲労回復に効果的なドリンクの開発を行う実験系の研究と共に、「高齢者を対象とした生きがい研究」:ヒトが生涯にわたり、いきいきと健康に生き抜くために必要な要因について運動生理学の観点から実験や調査の手法を用いて明らかにする実践的研究を行っている。M・D谷所  慶 准教授tanisho@kansai-u.ac.jpトレーニング科学コーチングさまざまなトレーニング方法や運動指導方法が身体や運動パフォーマンスにどのような影響を及ぼすのか?競技力向上を目的としたアスリートのトレーニングのみならず、児童期のスポーツ活動と発育発達について、あるいは成人期のスポーツ活動と健康について、トレーニング科学とコーチングの観点から研究しています。また運動の啓発活動がどの程度健康や体力の維持向上に影響するのか、地域の方々と共に調査を実施しています。M西川 知亨 准教授tomoyuki@kansai-u.ac.jp社会病理学社会的相互作用論社会調査論研究分野は、大きく3つに分けることができる。1つ目は、シカゴ学派社会学を通じた社会病理学・社会学史研究である。シカゴ学派社会学の社会調査方法論を整理するなかで、「総合的社会認識」の視点を引き出し、実証的研究の基盤を形作ることを目指してきた。2つ目は、貧困対抗活動が生み出す社会的レジリエンス(柔軟に立て直す力)創発に関する研究である。貧困に対抗する社会活動について、活動が個々人や社会に及ぼす影響に関する研究を行ってきた。3つ目は、「家族福祉の社会学」である。子育て経験などを、理論的・実証的に社会構造や社会福祉につなげる試みを行っている。M森  仁志 准教授smori@kansai-u.ac.jp文化人類学技術が革新(イノベーション)されるプロセスを文化史的に描き出し、その要因を分析する研究に取り組んでいる。とりわけ身体的な技術革新(変容と普及)の要因を、主体間(ミメーシス)および社会間(ハイブリディティ)の相互作用の観点から考察している。具体的には、日本と米国の野球交流における技術革新のプロセスに関して、地理的に中継地点となったハワイの日系人がはたした役割に着目して文化史的な分析をすすめている。M

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