関西大学大学院インフォメーション2024
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      (前期課程(前期課程(前期課程(前期課程(前期課程(前期課程出願に際しては、学生募集要項の担当者一覧を必ず確認してください。なお、担当者については変更することがあります。担当者に変更が生じた場合には、関西大学大学院入試情報サイトでお知らせしますので、出願前にご確認ください。❶研究テーマ ❷研究分野 研究業績 E-mail/HP池田 智恵❶近現代中華圏における文学、特に通俗小説研究❷近現代以降の中華圏で起きた近代通俗小説の変遷を、当時の読者の想像力や感性の変化を含め、雑誌や新聞の投稿欄などを注視して研究している。「「東方のアルセーヌ・ルパン」魯平の變身:涌陥期上海の「嘘の世界」を舞臺に」(『日本中国学会報』66、2014)、『早稲田大学モノグラフ 近代中国における探偵小説の誕生と変遷』(早稲田大学出版部、2014.11)t_ikeda@kansai-u.ac.jp石﨑 博志❶中国語史・琉球方言史❷言葉がどのように変遷してきたかを、現存する文献資料から明らかにする研究に従事している。対象とするのは主に近代中国語と琉球語(方言)の音声や文法・語彙であるが、どんな外国語であろうと使える資料は全て使って取り組んでいる。「疫病対策の比喩と表現」(2021)、「外国資料からみた『おもろさうし』の「広母音化」 その口承性と類推的仮名遣いについて」(2020)、「法律における文語表現 レアリアによる中国語教育の一環として」(2019)、『走る日本語、歩くしまくとぅば』(2018)、『琉球語史研究』好文出版(2015)ishizaki@kansai-u.ac.jp奥村佳代子❶周縁資料の中国語研究・唐話研究❷17世紀以降の周縁資料を中心に取り上げ、日本をはじめとする域外での中国語学習、中国語教育、中国語受容の様相について研究している。「『生意襍話』における北京官話の特徴」『周縁資料と言語接触研究』(東西研研究叢書、2023)「キリスト教案における尋問と供述の言葉 福安教案の西洋人宣教師の事例から」『内田教授退職記念論文集 文化交渉と言語接触』(2021)『近世東アジアにおける口語中国語文―中国・朝鮮・日本』(東西学術研究所研究叢刊58、2019)aocun@kansai-u.ac.jp長谷部 剛❶漢字文化圏の文学テキスト(特に韻文学)研究および音楽文学研究、日中比較文学研究❷「中国古典文献の日本への伝播」を中心的テーマとし、①六朝•唐代詩歌、②隋唐音楽、③おもに関西大学図書館所蔵の重要漢籍、④日中比較文学・詩学、をそれぞれ研究。著書に『杜甫詩文集の形成に関する文献学的研究』(関西大学出版部、2019)、『林謙三『隋唐燕楽調研究』とその周辺』(関西大学出版部、2017)、論文に、「日本所存中國音樂文學資料之研究」(中国語、「南洋中華文學與文化學報」3、2022)、「長沙窯出土磁器題詩と『土佐日記』『和漢朗詠集』所載漢詩」(日本語、「和漢比較文学」67、2021)ほか。thasebe@kansai-u.ac.jp吾妻 重二❶東アジアの思想と文化、儒教史・儀礼史、書院・私塾とその教育❷東アジアの思想と宗教がフィールド。中国近世儒教史の研究から出発して東アジア文化の多様性に着目し、現在は中国のほか韓国や日本の儒教、儀礼、祭祀、教育などについて精力的に研究している。『朱子学の新研究』(創文社、2004)、『馮友蘭自伝─中国現代哲学者の回想』1・2(訳注、平凡社、2007)、『泊園書院歴史資料集―泊園書院資料集成1』(関西大学出版部、2010)、『朱子家礼と東アジアの文化交渉』(共編、汲古書院、2012)、『爱敬与仪章:东亚视域中的《朱子家礼》』(上海古籍出版社、2021)など多数。azumaj@kansai-u.ac.jp二階堂善弘❶東アジアの民衆文化、道教史、アジアの民間信仰における文化交渉❷中国の民間信仰や道教の信仰が、日本・東南アジアなどアジア各地でどのように伝わり、受容・変容・衰退していったかを探る。また香港や台湾における信仰のあり方について調査を行う。『道教・民間信仰における元帥神の変容』(関西大学出版部)、『明清期における武神と神仙の発展』(関西大学出版部)、『アジアの民間信仰と文化交渉』(関西大学出版部)nikaido@kansai-u.ac.jp https://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~nikaido/60文化交渉学(東アジアの言語と表象)文化交渉学(東アジアの思想と構造)後期課程)後期課程)後期課程)後期課程)後期課程)後期課程)❖2024年度 演習担当教員

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