関西大学 大学院インフォメーション2019
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49法学研究科文学研究科経済学研究科商学研究科社会学研究科総合情報学研究科理工学研究科外国語教育学研究科心理学研究科社会安全研究科東アジア文化研究科ガバナンス研究科人間健康研究科専門職学位課程メッセージ堀内 泉 さん博士課程前期課程 心理学専攻 2017年4月入学入試種別:社会人入学試験Q.大学院進学の理由および本学を選んだ理由を教えてください。A.これまで仕事で携わってきたテーマについて研究を深めたいこと、また、心理学の視点で研究がしたいと考え、希望する指導教員である川﨑友嗣先生が所属する関西大学大学院を選択しました。Q.指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。A.指導教員名:川﨑 友嗣先生  心理学の大学院のなかで、職業心理がご専門の先生を各大学のホームページで調べていた際に、川﨑先生がこれまで書かれた書籍等を拝読しました。先生のこれまでの研究と、現在の研究に共通している理念やお考えにふれ、ぜひこの先生にご指導いただきたいと思いました。  私はこれまで短期大学で教員をしていましたが、過去の経歴にとらわれず、大学院での研究を新たなスタートとして初心に帰り学びたいと考えていましたので、的確かつ率直にご指摘いただける先生に大変感謝しています。Q.大学院進学のための受験対策や事前準備について教えてください。A.口頭試問にむけ、心理学に関する基礎的な内容を復習しました。併せて、これまで行ってきた自分の研究を改めて振り返り、今後の研究テーマに関する文献等を調べました。Q.研究テーマと概要を教えてください。A.題名:「介護職員のワーク・モチベーションに影響を与える要因」  概要:高齢者介護施設で勤務する介護職員はどのような要因によってワーク・モチベーションが高められるのかを検証します。Q.進学を考えている方へのメッセージをお願いします。A.受験前は、指導をお願いしたい先生について、分野だけではなくその先生が書かれた書籍や論文そのほか、その先生の考えがわかるような文章を読むことも大切だと思います。入学後の学生生活は、出身地や年齢、興味のある分野の違いなど、さまざまな価値観を持つ学生とともに時間を過ごすことができる贅沢な環境です。  そして、心理学研究科の先生方はご自身の研究活動についてのみならず、学生の研究に関する教育にとても熱心な先生が多いと思います。この点については入学後でなければ実感できないことで、指導教員のみ視野に入れて受験した私にとっては、大変うれしい誤算でした。ぜひ、受験生の皆さんとも一緒に関西大学大学院で研究について議論できることを楽しみにしています。青木 剛 さん博士課程後期課程 心理学専攻  2016年3月修了入試種別:一般入学試験     勤務先名:南山大学 人文学部 講師Q.学位論文題名と概要を教えてください。A.題名:フォーカシング的態度に関する研究―その尺度研究と臨床応用について―  概要:これまで多くの実践家によって経験的に論じられていた概念に関して、調査研究と事例研究により検討を行いました。前半は、その概念に関する尺度作成および調査研究から、精神的健康との関連を明らかにしました。後半は、複数の臨床事例のなかで、調査研究で明らかになったことを検討し、臨床に応用できうることを論じました。Q.現在の勤務先・職業を選んだ理由を教えてください。A.現在は常勤の大学教員をしつつ、非常勤のカウンセラーをしています。博士課程後期課程進学当初は臨床心理士の資格を生かして、臨床現場での経験を十年以上積みながら研究を続けていく中で、大学教員の職に就けたらと考えていました。現在勤務している大学は2校目ですが、最初に大学教員に就いたいきさつとしては、博士課程後期課程在学中にご縁があって、教員採用のお話をいただき、引き続き臨床経験を積みつつ、研究も並行しながら働けるということで応募しました。また、職務内容が自分自身の研究してきたことが生かせるもので、研究してきたことを学生に伝えることで、社会に還元できたらと思ったことも、最初の勤務先や職業を選んだ理由の一つです。大学教員の職が任期付であったため、教員をしつつ就職活動を続け、教育歴や研究歴などを評価していただき現在の大学へ着任することとなりました。Q.進学を考えている方へのメッセージをお願いします。A.自分が研究したい領域の先生はもちろんですが、それ以外の領域の先生方が多くおられることも大きな魅力だと思います。指導教員以外の先生方の研究や領域についてのお考えに触れて、新たな研究の発想を得たりすることもありました。また、そうした多くの先生方のもとで研究しているほかの大学院生が多いことも魅力です。研究の活力をわけてもらったり、いい刺激を受けたりしてきました。もちろん、研究は自身で進めていく必要があるかと思いますが、自分の研究を支える環境も研究を進めていくために大切だと思います。いろいろな領域の先生や、同じく研究に励む仲間がいるという豊かな環境で、より実り多い研究を進めていってください。山田 嘉徳 さん博士課程後期課程 心理学専攻  2013年3月修了入試種別:一般入学試験     勤務先名:大阪産業大学 講師Q.大学院進学の理由を教えてください。A.研究職を希望し、大学院に進学しました。学部時代は、高等学校の教員をめざしていましたが、指導教員に出会い、研究の楽しさに魅了されました。Q.指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。A.指導教員名:田中 俊也先生  学部時代からご指導いただいている田中先生についていきたいという思いから、研究室を選びました。研究をご指導いただくにあたって、「自身の興味・関心に基づく正統性を感じたテーマだからこそ、その研究は生涯にわたって続けることができる」といったお言葉が強く記憶に残っています。多忙の最中に合間を縫って研究に関する議論の場を幾度も設けていただき、そのことに心から感謝しています。また「大学で学ぶということ―ゼミを通した学びのリエゾン―」(ナカニシヤ出版、2015年4月)を指導教員と共著で出版できたことも感慨深い経験です。本書ではゼミ教育・研究の日常的な活動風景について克明に記されています。Q.進学を考えている方へのメッセージをお願いします。A.ご縁もあり、学内でTA(ティーチング・アシスタント)やRA(リサーチ・アシスタント)として勤務していました。研究を行うための支援体制が充実していたことにとても感謝しています。また研究職を希望される方へのメッセージとして、学外の研究支援制度にも着目して積極的に志願することをお勧めします。学内のみならず、学会や研究会などを通して、外部の方と積極的にネットワークをつくっていくことも研究を進めていくうえで重要と感じているためです。また最後に、大学院ではじっくりと思考する時間をもって、研究を楽しんでもらいたいと思います。すばらしい先生方との議論の時間はかけがえのないものです。とても恵まれた時間を過ごしてきたことを思い返します。心理学研究科に進学される方にもそのような有意義な時間を過ごしてほしく思っています。

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