大学院インフォメーション2025
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46外国語教育学領域異文化コミュニケーション学領域通訳翻訳学領域理論と実践の両面でバランスのとれた高度専門職業人・外国語教育実践の指導者の育成をめざす外国語教育研究、授業実践研究、第二言語習得論、言語教育工学、コーパス研究など複雑化するグローバリズムに対応できる、深い洞察力と課題解決能力を備えた人材育成をめざす文化比較、文化接触、異文化適応、対人・非言語コミュニケーションなど通訳・翻訳における実務者のみならず、その分野の教育者・研究者の養成をめざす特定分野の通訳および翻訳教育、通訳理論、翻訳理論、文芸翻訳・実務翻訳など博士課程前期課程外国語教育学専攻(入学定員 25名)外国語教育学領域異文化コミュニケーション学領域通訳翻訳学領域博士課程後期課程外国語教育学専攻(入学定員 8名)特 色博士課程前期課程博士課程後期課程外国語教育学領域 外国語教育学を体系的・包括的に究め、実践に生かすために、教授法や授業実践を扱う科目、学習者論・第二言語習得論など理論を扱う科目、各種メディアを利用した教材開発を扱う科目、研究対象言語の構造と運用の分析を行う科目などを配置。異文化コミュニケーション学領域 異文化コミュニケーションを学際的アプローチで考究するために、さまざまな学問分野の視点でコミュニケーションを考察する科目、専攻する言語が使用される地域の言語や文化を深く考察する科目、異なる文化の接触と文化間の交渉を考察する科目などを配置。通訳翻訳学領域 通訳翻訳理論を踏まえた実践と教育を追求するために、通訳翻訳学の理論的背景を扱う科目を中心に、実践の場におけるさまざまな問題を扱う実習的科目などを配置。 扱う学問領域がすべて学際的な分野であることを生かして、前期課程に関しては、出身学部・学科を問わず、広く学生を受け入れている。関西大学出身者はもちろんのこと、それ以外の大学の出身者も多く在籍しており、多様なバックグラウンドをもった学生が集う研究科といえる。また、リカレント教育にも力を入れており、昼夜開講制、土曜開講、集中講義、3年コース(前期課程)、1年制修士(現職教員対象)などを導入し、社会人が学びやすい環境を作り出す努力をしている。学生選抜(入学試験)は口頭試問重視で、高度な外国語能力を証明する資格を有する受験生には、外国語試験が免除される。 博士課程前期課程では、外国語教育に関わる3つの領域(外国語教育学・異文化コミュニケーション学・通訳翻訳学)において、指導的立場で活躍できる、理論と実践のバランスのとれた指導者・高度職業人の育成をめざします。 これに加えて、前期課程では3領域共通の「支援科目」として、基礎的な研究方法を学ぶ「基礎研究法」諸科目、また、専攻する言語の高度な運用能力を養成する実習系の科目を配置して、調査・分析・報告・発表などの学術的活動を行うために必要なスキルを身につけます。 博士課程後期課程では、オリジナルな理論的・実証的研究を遂行し、国内はもとより国際的にもその成果を問います。当該分野の発展を促すような能力を身につけた人材を養成できるよう、教育課程を領域には分けずに、個別型のチュートリアル・カリキュラムを提供し、入学時に明示した学位取得要件を一つ一つクリアさせながら、博士論文の作成まで指導を行います。千里山キャンパス外国語教育学研究科Webサイト https://www.kansai-u.ac.jp/fl/graduate/Graduate School of Foreign Language Education and Research外国語教育・異文化コミュニケーション・通訳翻訳分野での指導者・研究者・実務者の育成をめざす全国屈指の学際的研究科外国語教育学研究科

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