関西大学 大学院インフォメーション2019
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27法学研究科文学研究科経済学研究科商学研究科社会学研究科総合情報学研究科理工学研究科外国語教育学研究科心理学研究科社会安全研究科東アジア文化研究科ガバナンス研究科人間健康研究科専門職学位課程研究成果の発表と修了後の進路 大学院生独自の研究を機関誌『人間科学』で発表するとともに、指導教員との共同研究を『社会学部紀要』で発表することも多い。また、専門の学会等において研究発表や論文投稿を積極的に行っている。そうした専門的成果を踏まえて、研究科修了者は、大学・研究所の研究職、学校教員や国家・地方公務員をはじめ、最近では民間企業への就職者も増えて、その進路は多岐にわたっている。博士課程前期課程における研究テーマ(修士論文論題)の例示社会学専攻●介護老人保健施設における支援相談員の行う在宅復帰支援●日本における中国人若年世代の労働実態調査 ─留学生アルバイトと技能実習生を中心に─社会システムデザイン専攻●社会経済的観点からみる中国の若い世代(「80後」)と日本のポップカルチャー●韓国における女性の経歴断絶とワーク・ライフ・バランス●日中企業における賃金管理の比較分析 ─職能給・職務給を中心に─マス・コミュニケーション学専攻●モバイルメディアの普及による若者の人間関係についての変容 ─ソーシャルメディアを事例として─●誰が声優を歌い手に変えたのか ─アニメ産業と音楽産業の提携の変化を中心に─●災害文化の継承とローカル紙 ~伊勢湾台風を事例に~メッセージ竹上 佳寛 さん博士課程前期課程 マス・コミュニケーション学専攻2016年4月入学入試種別:学内進学試験Q.大学院進学の理由および本学を選んだ理由を教えてください。A. 学部生のころに所属していたゼミをきっかけに「ファン」という、ある作品、ジャンルを媒介として構成される集団について強くひかれるようになったからです。特に日本アニメのファンは日本と海外、そして海外でも例えばアジアと欧米ではその実践、楽しみ方は大きく異なります。私は作品と人々という関係だけではないさまざまな要因が絡み合って「ファン」が生み出されると考え、これを学部生の期間だけではなくもっと深く追究していきたいと思い進学を希望しました。Q.大学院進学のための受験対策や事前準備について教えてください。A.過去問題と学部の授業のレジュメとノートを復習していました。Q.研究テーマと概要を教えてください。A.題名:中国とアメリカの日本アニメファンサブ文化の比較  概要: 日本語ができる有志のファンが行う字幕付け「ファンサブ」文化の実態を取りあげます。特に私が注目したいのは同じ文化のなかで各国ごとに異なる倫理意識が存在することです。一見すれば日本アニメという同じ素材を使い、同じ行動を行っているのにも関わらずなぜ違う意識を持つのか。その原因を解き明かす研究を行っています。Q.進学を考えている方へのメッセージをお願いします。A. 社会学研究科に所属している先生方は非常に多岐にわたる研究テーマを持っています。自分の研究テーマを追い求めるだけではなく、新しい視点を持っていきましょう。  崔 昇天 さん博士課程前期課程 社会システムデザイン専攻2016年3月修了入試種別:外国人留学生入学試験Q.大学院進学の理由を教えてください。A. 自身の研究テーマである人的資源管理を指導いただける森田雅也先生がいたことです。また、他大学では、人的資源管理論は経営学や経済学の研究科に設けられていることに対し、関西大学大学院では社会学研究科に属しており、経営学・経済学のみならず、より広い視野で人的資源管理論を研究することができると思ったためです。Q.指導教員名とその教員を選んだ理由を教えてください。A.指導教員名:森田 雅也先生   自分の研究テーマにマッチした先生がなかなか見つからず、どうしようかと考えていたところ、関西大学大学院の広報冊子に、社会システムデザイン専攻で人的資源管理論を研究されている森田先生を見つけました。そして森田先生の著書や論文などを読み、先生にご指導をお願いすることを決意しました。また、大学院進学の準備にあたり、最も心配していたのが指導教員へのコンタクトでした。E-mailを使う方がほとんどだと思いますが、私は自分の研究に対する熱意や、指導をぜひお願いしたいとの気持ちを込め、研究計画書とともに手書きの手紙を森田先生に送りました。約1週間後、先生からE-mailが届き、とても喜んだ記憶があります。その後、先生にお会いして、指導いただきたい旨を伝え、大学院進学に至りました。Q.進学を考えている方へのメッセージをお願いします。A. 社会学研究科は、さまざまな研究をされている先生方がいらっしゃいます。そのため一つの専攻から考えがちな研究を、より広い目線で、さまざまな側面から進めていくことができます。一つを深く絞って探ることも確かに大事ですが、一つだけを考えすぎるあまり、まわりが見えなくなるといった問題も生じかねません。就職活動を経て日本の企業で働いている今、より広い視野で物事をとらえることが非常に大事であることを心より痛感しており、本研究科に進学してよかったと思っています。

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