関西大学大学院インフォメーション2024
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❸tomonori@kansai-u.ac.jp❸kuroki0@kansai-u.ac.jp野間 晴雄 教授❶アジア農村/都市の歴史生態、もの・技術の文化交渉学、地理教育❷日本を含むモンスーンアジア農村社会の比較研究が中心。農業、土地、技術、行動、食文化を対象にフィールドワークと歴史地理の融合をめざす。都市誌、人間―環境システム、民俗学・人類学との境界領域、歴史GIS、地理教育・地理思想、交通地理にも関心がある。❸noma@kansai-u.ac.jp❸t950027@kansai-u.ac.jp多賀  太 教授❶教育社会学、ジェンダー論❷主に社会学の理論と方法を用いて、家庭教育や成人後の態度・行動変容も含めた学校教育に限らないさまざまな教育現象を研究する。人間形成と社会構造・社会変動とのダイナミックな相互関係を視野に入れ、ジェンダー、社会階層、国際比較などの視点も取り入れてアプローチする。❸f.taga@kansai-u.ac.jp広瀬 義徳 教授❶教育制度学、教育行政学❷日本の教員人事・管理政策に関する制度学的・行財政学的な分析を中心に、公教育について研究を行っている。近年は、公立学校教員の勤務問題、外国籍教員の任用行政、公教育の民営化・市場化と配分をテーマにしている。❸to80020@kansai-u.ac.jp❸ymnch@kansai-u.ac.jp山田 直之 准教授❶作文・綴方教育、集団による教育、主体形成論❷明治~昭和期の初等作文(綴方)教育に着目し、学習者に文章を書かせることによって主体形成をめざす近代教育的思考の特質を陶冶論的に明らかにするとともに、綴方教育が有していた訓育的側面の批判的・理論的継承を試みている。❸n-yamada@kansai-u.ac.jpフランス文学専修 フランス文学研究  友谷知己 フランス語学研究  大久保朝憲大久保 朝憲 教授❶ポリフォニー理論による言語現象の分析(アイロニー・緩叙法など)❷Ducrot,Carelなどによるポリフォニー理論にもとづき、発話内部の複数の声についての分析を行っている。具体的には、アイロニーなどがもつ修辞性を、「認知」や「話し手の意図」から独立した、言語そのものがもつ意味の豊かさの面から追究している。地理学専修 自然地理学研究  黒木貴一   人文地理学研究  土屋 純黒木 貴一 教授❶野外調査とGIS解析から得る自然環境・災害に関わる応用地形学❷地形・地質を核として自然災害-環境-教育の四者の関係について野外調査とGISを利用しながら岩石、水、空気の移動に伴う姿形を、時間と空間を鍵にスケーラブルに分析します。社会に直結する自然地理学の諸課題を、研究成果により解決できるような問題設定を支援したいと思います。教育学専修 教育文化学研究  赤尾勝己、多賀 太、田中潤一、広瀬義徳、山ノ内裕子、若槻 健赤尾 勝己 教授❶生涯学習の社会学的研究❷生涯学習とは人間が生まれてから死ぬまでの一生に経験する学習の総体である。それらをinformallearning、non-formallearning、formallearningの3種類に分け、さらに、学習者としての自己、学校や職場というmicro-level、市町村・都道府県というlocal-level、国家というnational-level、国連やOECDなどのglobal-levelでの、生涯学習の内容・方法、生涯学習施策・政策などを社会学的な観点から研究している。山ノ内 裕子 教授❶教育人類学、異文化間教育学❷人類学の理論と方法で、国境を越えて移動する人々の教育と文化について研究を行っている。主な研究対象はブラジルの日系社会であるが、海外のみならず国内の外国人集住都市においてもフィールド調査を行ない、多様性を尊重する多文化共生社会の実現に向けて、研究を進めている。❸tomotani@kansai-u.ac.jp流通産業の成長と都市生活の変化❷日本、アジア、欧米諸国における流通産業の成長分析と、都市商業の革新に関する国際比較研究。大都市における都市産業の立地展開とその連関構造についても検討している。❸tsuchiya@kansai-u.ac.jp松井 幸一 准教授❶日本の都市・村落の空間構造/アジアの集落に関する研究❷村落がいかに形成され拡大してきたのかを東アジアを対象として研究している。研究では村落の形成を伝統的な土地の復原からだけでなく、文化・民俗の面から比較・考察し地理情報システム(GIS)を利用した分析も行っている。❸k.matsui@kansai-u.ac.jp❸yishii@kansai-u.ac.jp❸junichit@kansai-u.ac.jp❸kyamazum@kansai-u.ac.jp若槻  健 教授❶市民性教育、人権教育、学校・授業づくり❷市民性教育は、地域社会を担い、創っていく市民としての資質(市民性)を育む教育である。多文化化する社会のなかで求められる市民性を育む学校・授業を人権教育の観点から作っていくこと(実践的研究)、意味づけしていくこと(理論的研究)が研究テーマである。❸w-ken@kansai-u.ac.jp友谷 知己 教授❶十七世紀フランス古典劇研究❷ラシーヌを中心とする十七世紀フランス古典劇、特に古典悲劇のドラマツルギーを研究している。十六世紀の人文主義演劇、十七世紀初頭の残酷劇またバロック劇と続くフランス演劇史の流れを踏まえたうえで、古典作家たちが駆使していた劇作テクニックの分析を行っている。土屋  純 教授❶少子高齢化時代の日本における都市社会や流通産業の実態、アジア大都市における石井 康博 教授❶教科教育(算数科教育)、教育工学❷小学校算数科における具体物を利用した子どもの数的活動を研究対象としている。授業実践から得られた記録を主なデータとして、教育工学で行われている分析方法を用いて、研究している。田中 潤一 教授❶教育哲学❷人間が社会や文化の中でどのように成長していくかを哲学的・思想的に研究している。とりわけ人間が論理的思考力をどのように習得するかを探求している。また人間が道徳性をどのように身につけるかを思想的・歴史的に考察している。山住 勝広 教授❶教育学、教育方法学、文化・歴史的活動理論、拡張的学習理論❷「文化・歴史的活動理論」の枠組みを用いた学校教育のイノベーション研究として、現実から遮断された皮相的な個人的行為という学習の支配的なあり方を打ち破るような、集団的な「拡張的学習」のデザインと創造に、現場の実践者たちと対話・協働しながら取り組んでいる。❶研究テーマ ❷概要説明 ❸E-mail20 歴史地理学研究  松井幸一   地誌学・地理教育研究  野間晴雄 学校教育学研究  石井康博、山住勝広、山田直之

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