関西大学 大学院インフォメーション2018
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12Graduate School of Letters文学研究科千里山キャンパス 文学研究科ウェブサイト http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_let/博士課程前期課程総合人文学専攻(入学定員 96名)英文学専修/英米文化専修/国文学専修/哲学専修/芸術学美術史専修/ 日本史学専修/世界史学専修/ドイツ文学専修/フランス文学専修/ 中国文学専修/地理学専修/教育学専修/文化共生学専修/ 身体文化専修/映像文化専修(副専攻)EU-日本学教育研究プログラム博士課程後期課程総合人文学専攻(入学定員 19名)英文学専修/国文学専修/哲学専修/史学専修/ドイツ文学専修/フランス文学専修/中国文学専修/地理学専修/教育学専修(副専攻)EU-日本学教育研究プログラム充実した教育指導とともに、学際的な研究体制を実現 総合人文学専攻のもつ総合性・独創性を生かし、専門教育科目を体系的に配するとともに、専修の枠を越えて広く人文学諸分野の共通科目を学ぶことのできるカリキュラム編成をとっている。学生一人ひとりが専門分野の権威ある教員から入念な指導のもとで専門分野の研究を深化させるとともに、既成の学問分野にとらわれない総合的な学問研究を行う場となっていることが本研究科の大きな特色である。将来の展望 学生は学部からの進学者のほか、社会人、留学生が多数在籍し、指導教授のサポートのもとで切磋琢磨しつつ学問研究を進めている。学生同士の研究会活動やフィールドワーク、実習なども盛んである。学生は各専修の演習・講義、共通科目を受講するとともに、さまざまな活動を通して高度な研究能力を身につけ、修士論文もしくは博士論文を作成していくことになる。 研究者養成および高度専門職業人の育成の双方に対応しうるカリキュラムのもと、修了者は研究者として自立し大学の教員となるほか、中学・高校の教員その他の各種専門職に就くとともに、高度な専門職業人としてさまざまな企業にも進出している。文学研究科副専攻「EU-日本学」教育研究プログラム 文学研究科では、文部科学省の「大学院教育改革支援プログラム」に採択された「関西大学EU-日本学教育研究プログラム」(2006~2009年度)終了後も、引き続き文学研究科(総合人文学専攻)における教育改革をさらに発展させるために、「文学研究科(副専攻)EU-日本学教育研究プログラム」として、新しい人文学教育・研究を担う次世代を育成し、人文学教育研究における「学際化と国際化」をはかるべく取り組んでいる。 現在、世界の日本研究と国内の日本研究との間で生じている視点・方法の隔たりを埋めることを目的に、EUの協定校と協力して、次世代の若手研究者の育成を図っている。TV会議を利用した授業、日本とヨーロッパでのワークショップを実施している。デュアル・ディグリー(DD)プログラム 2015年度より、韓国・嶺南大学校大学院東アジア文化学科との間でデュアル・ディグリー・プログラム(DDプログラム)が開始された。関西大学から嶺南大学校に2セメスター留学し、所定の単位を修得して双方の修士論文審査に合格することによって、関西大学から修士(文学)、嶺南大学校から東アジア学修士の学位が授与される。日本語教師養成講座(大学院コース) 2016年度より、文学研究科に日本語教師養成講座(大学院コース)が設置されている。文学研究科の学問領域、人材養成の目的に鑑み、広く人文学研究に携わる院生が、みずからの専門性を生かせる場を広げるために、日本語教育の基礎的な知識・技能・実践経験を得ることのできるプログラムである。特 色メッセージ利岡 真帆 さん博士課程後期課程 総合人文学専攻 国文学専修2015年4月入学 入試種別:一般入学試験Q.大学院進学の理由および本学を選んだ理由を教えてください。A.日本語教師をめざしており、その知識や経験を身につけたい、また、修士論文で書いた内容をもっと深めたいと考えたためです。  学部時代から関西大学で学んでおり、信頼できる先生や環境が良いため引き続き関西大学大学院で学びたいと思いました。Q.大学院進学のための受験対策や事前準備について教えてください。A.自分の研究に関連のある文献などを読み準備しました。また、筆記試験のために過去問題を解き、出題傾向をつかみ、古文書を読む練習、文学史などを勉強しました。Q.進学を考えている方へのメッセージをお願いします。A.私も一時そうでしたが、進学後自分のテーマが定まらず苦悩している方がいます。博士課程前期課程は通常2年しかなく、あっという間に過ぎてしまうため、何を研究したいかなど目的を明確に持ってください。また、学部とは違い自主性が求められるため、みずからをコントロールし目的にあった研究生活を送ってください。もちろん、先輩や先生方もサポートしてくださいますので、仲間とともに自分自身をさらに磨いてください。  辻 梨花 さん博士課程前期課程 総合人文学専攻 英米文化専修2015年3月修了 入試種別:学内進学試験現在の留学先・研究科:北テキサス大学 博士課程後期課程 哲学・宗教学科留学期間:2015年8月~2020年5月予定Q.指導教員名と教員とのエピソードなどについて教えてください。A.指導教員名:マーク・メリ先生  ゼミを選ぶ際に、これから希望をもって研究でき、社会のためになる分野を研究したいと思い、メリ先生のゼミ(環境哲学・エコクリティシズム)を選びました。メリ先生には、人生の価値観、特に自然環境を大切にする生き方を、ご指導を通して教わりました。メリ先生と出会っていなければ、環境哲学とも出合うことはなかったと思います。またそれがなければ、現在もアメリカで研究を続けることはなかったと思います。Q.研究されていた内容が、現在の留学先での学びにどうつながっていますか。A.学部生のときに、環境哲学を組み入れた環境教育はできないかと構想して、卒業論文を書きました。そこから発展し、大学院生になってから、実際に自分で環境哲学を中心とした環境教育プログラムを作り、実際の中学校・高等学校で実践しました。また大学院生のあいだに、さまざまな環境教育に関する学外のプログラムに参加し、たくさんの交流ができました。伸び伸びと、自分がやりたいと思ったことをできました。またそのようにできる環境下にいたことが、在学中の積極的な活動を後押ししたのだと思います。その結果として、日米両国政府による留学制度において、フルブライターとして留学することができました。その積極的な姿勢や意欲は、アメリカで研究するうえでとても大切だと思っています。

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