Expert’s Eyes

　生活の諸目的（働き、学び、遊ぶ等）の追求には、多くの場合、移動が不可欠です。交通システムはそれを可能にする一方で、その在り様が私たちの生活を規定します。交通の発達で社会活動の範囲や種類は広がりますが、交通事故や自動車中心の地域交通は人命を脅かし、社会生活を貧しくするものでもあります。交通の功と罪を学び、より望ましい交通のあり方を考えるのが「交通システム論」です。

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・元大阪市立大学教授（現名誉教授） ・日本交通学会常務理事など、多くの交通関連学会で理事･評議員を歴任 ・『クルマ社会 アメリカの模索』白桃書房（1998）で、第20回国際交通安全学会賞（1999年4月）と2000年度日本交通学会賞（2000年10月）受賞。 ・『脱クルマ社会の交通政策−移動の自由から交通の自由へ−』ミネルヴァ書房（2007） ・「交通を論じるとはどういうことか」（『経済学論纂』第57巻第3･4号、2017）など論文多数。

略歴

1980年（昭和55年） 3月　
京都大学経済学部経済学科　卒業（経済学士） 1983年（昭和58年） 3月　
大阪市立大学大学院経営学研究科前期博士課程　修了（経営学修士） 1989年（平成元年） 3月　
大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程　単位取得退学 1991年（平成 3年） 4月　
大阪市立大学商学部　講師（〜1993年（平成 5年） 9月） 1993年（平成 5年）10月　
大阪市立大学商学部　助教授(〜2000年（平成12年） 9月） 1999年（平成11年） 6月　
大阪市立大学　博士（商学） 2000年（平成12年）10月　
大阪市立大学商学部　教授（〜2001年（平成13年） 3月） 2001年（平成13年） 4月　
大阪市立大学大学院経営学研究科　教授（〜2011年(平成23年） 3月まで） 2011年（平成23年） 3月　
大阪市立大学　名誉教授 2011年（平成23年） 4月　
関西大学社会安全学部　教授