ポールヴァレリー・モンペリエ第3大学人文環境科学部(フランス)と協定締結

この度、社会安全学部と社会安全研究科は、フランス南西部の中心都市モンペリエにある、ポールヴァレリー・モンペリエ第3大学人文環境科学部と部局間協定を締結しました(発効は2025年9月1日、期間5年間)。

ヴァレリー・モンペリエ第3大学人文環境科学部には、フランス随一の自然災害マネジメント修士課程GCRN (Gestion des catastrophes et des risques naturels)があります。創立20周年を迎えたGCRNでは、地理学の観点から幅広く自然災害マネジメントにアプローチしています。教員と学生は、災害発生地域でのフィールドワークやハザードマップ作成、行政への提案などを行なっています。自然災害を研究対象としているので、社会安全学部、社会安全研究科と多くの接点があります。

一方、社会安全研究科には2019年に開設された英語による博士課程PDM(PhD Disaster Management)があります。今後、学部でも大学院でも研究交流が期待されます。モンペリエの大学の医学部はヨーロッパで最も古く、800年の歴史があります。こうした伝統のあるヨーロッパの都市の大学と提携できたことは社会安全学部と社会安全研究科にとって、研究・教育上の新たな一歩となります。

20250822_kamei1.png

モンペリエ市の中心部 コメディ広場 

20250822_kamei2.png

ポールヴァレリー・モンペリエ第3大学 20250822_kamei3-5.jpg

大学の様子 

20250822_kamei6.png

自然災害マネジメント修士課程GCRN学科長 レオーネ教授と亀井克之教授 

20250822_kamei7.png

GCRNのトニー・レイ教授 

20250822_kamei8.png

自然災害マネジメント課程で論文執筆中の学生 

20250822_kamei9.png

大阪関西万博のシンボル「大屋根リング」を設計した建築家・藤本壮介氏が設計したアルブル・ブランシュが奥に見える。モンペリエで話題の建築物

20250822_kamei10.png

トラムウェイが走るモンペリエ。2000年にフランスで最も早くトラムウェイを中心街に導入した都市。路線は5本に。

20250822_kamei11.png

夜のコメディ広場