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7/6(木) 客員教授 森田 裕一氏による講演会が開催されました
7/6(木)高槻ミューズキャンパスにおいて「事例から学ぶ火山噴火の実態」と題して、
国立研究開発法人防災科学技術研究所 火山研究推進センター 調査役 森田裕一氏による講演会が開催されました。
近畿地方に住む私たちには馴染みの薄い火山について、我がこととして関心を持てるように
火山災害、火山の恩恵について、具体的な例を挙げてご説明いただきました。
実際に、2014年の御岳山の噴火では関西在住の方が登山に行き、災害に巻き込まれたことをお話され、身近に火山がないからと言って他人事のように思っていてはいけないということを実感しました。
火山災害は他の自然災害と異なり、様々なハザードを引き起こしますが、
現在の噴火警報は過去の事象に大きく依存しており、未経験事象に対して警報が機能しないことが
あり、その限界を知ることが重要であるということを認識しました。
今回の講演では、火山災害の恐ろしさだけではなく、山、湖、温泉、農業に適した土壌等の
火山がもたらす恩恵についてもお話いただき、火山の魅力を知る大変貴重な機会となりました。