6/21(水) 客員教授 住田 功一氏による講演会が開催されました

6/21(水)高槻ミューズキャンパスにおいて「震災の体験を継承するために」と題して、
客員教授の住田 功一氏による講演会が開催されました。

災害の記憶は時間とともに風化されると考えられていますが、果たして本当にそうなのかを
ご自身の体験を踏まえて、たくさんのメッセージとともにご講演くださいました。

住田氏は、阪神・淡路大震災から15年を迎える頃に、震災写真「調べ学習プロジェクト」
として、各地の学校や団体に参加を呼びかけ、『僕たちの阪神大震災ノート』を作成する
プロジェクトに取り組まれました。

プロジェクトに参加された中学生・高校生・大学生・団体などの7チームは
震災当時の写真や地図を手に、当時の記憶をたどるインタビューを行いました。

ご講演では、その中の3枚の写真に焦点を当てられて、写真を見てわかること、感じることを
会場にいる学生に尋ねて回られ、一人一人が、写真に秘められた様々な想いと向き合う時間をいただきました。

災害の記憶は、風化させるだけではなく、受け取る側が向き合うことでリバイバルすること。
そうすれば、次の世代にも受け継ぐ道が開けること教えてくださる大変貴重な機会となりました。

写真1

 

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