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11/29(月) 客員教授 山名 元 氏による講演会を開催しました
11/29(月)高槻ミューズキャンパスにおいて「事故後10年での再確認:福島第一原子力発電所事故からの教訓」と題して、原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事長で本学客員教授の山名元先生による講演会が開催されました。
福島第一原子力発電所事故後10年の節目に、事故がどのように起きたのか、事故発生当時の現場の混乱の様子や、事故後の対応の問題点を具体的かつわかりやすくご説明いただきました。
事故後10年を経過した現在も4万人が避難生活を続けるなど、現在進行形で事故が続いており、廃炉、廃棄物処理、被災者賠償、被災地復興など解決すべき問題を抱えていることとともに、
原子力事故からの多岐にわたる教訓のなかには、依然として道半ばのものが多いとのご指摘には、様々なことを考えさせられました。
総括として、事故の背景にある国民的風土について言及されるとともに、これを克服していく上では多様性が鍵となること、学生の皆さんが多様性を受け入れつつ、こうした風土を少しずつ変えていってほしいというメッセージをお聞きして、大変充実した時間となりました。