6/29(火) 客員教授 山名 元 氏による講演会を開催しました。

6月29日(火)高槻ミューズキャンパスにおいて「福島第一事故後対応の状況と課題ー福島第一廃炉の計画と技術的課題ー」と題して、原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事長、京都大学名誉教授で本学客員教授の山名元先生による講演会が開催されました。

福島第一原発事故後の廃炉が抱える様々な技術的難題について平易に語っていただき、それらの解決には物理・化学・機械・土木・環境といった数多くの分野の知見が必要になることをご講演いただきました。

また、プラントの設計時から、廃炉や事故後対応の不確実さへの備えを意識することの重要性についてもご指摘いただきました。

福島第一の廃炉という困難な課題について貴重なお話をうかがいながら、多様な学問の総合を目指す「社会安全学」のあり方にも多くの示唆をいただいた、大変充実した時間となりました。

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