5/28(火)関西大学社会安全学部×産経新聞「危機の時代」が開催されました

関西大学社会安全学部×産経新聞「危機の時代」(第4回)は「情報流出 狙われる企業とSNSの落とし穴」と題して、
河野和宏准教授と髙野一彦教授の講演を行いました。

河野准教授から、SNSによる情報流出について、企業側(いわゆる内部側)の若い世代が気軽に投稿したことにより、
企業にとって、大きな信用問題に発展する傾向があること、
これを防ぐためには、事前の対策として「社員教育」、事後の対応として「早期の発見と報告ならびに迅速な対応」が大切であることを強調されました。

髙野一彦教授は、企業の内部者による情報の流出事件が散見される昨今、不正取得者に法的な制裁を科すことができるように
情報管理を行うことの重要性を説かれました。
また、2020年に予定されている個人情報保護法の改正では、企業のコンプライアンスへの自律的な取組を促す立法が必要であると強調されました。

雨のなか参加されたみなさんは熱心に講演をきいておられました。

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