BERC 寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」第4回 ハウス食品グループ

講義報告


2016年11月10日
関西大学社会安全学部3年
吉岡里彩



 2016年11月10日(木)5時限、社会安全学部「BERC 寄付講座(担当:高野一彦教授)」において、ハウス食品グループ本社株式会社CSR部より三橋康市氏と芝原佳希氏が来学され、「ハウス食品グループのCSR活動」をテーマにご講演を頂きました。
 同社グループは、「食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします。」をグループ理念としており、「お客様」「社員とその家族」「社会」への責任を果たし、新しい価値を創造する活動をしておられます。
 講義は以下のような内容で構成されました。


1.ハウス食品グループの企業概要
2.ハウス食品グループCSR方針
3.ハウス食品グループの企業理念
4.ハウス食品グループの事業概要
5.ハウス食品グループのCSR活動
 ・環境活動
 ・社会貢献活動
 ・リスクマネジメント


まとめ
 本日の講義ではハウス食品グループ様が食を通じて、健全な社会とすこやかな暮らしに貢献されている活動について知ることが出来ました。環境活動では、長期的視座を持ち、環境に配慮した製品開発やモーダルシフトの推進など同社グループ全体で積極的に環境課題に取り組まれています。社会貢献活動では、「ハウス食品グループの資産を活用し、社会課題の解決に貢献し続ける活動」というポリシーを柱に、食育活動である「はじめてクッキング」「食と農と環境の体験教室」や「東日本大震災復興支援活動」「WFP(国連世界食糧計画)への支援」など食・地域・環境の領域で取り組まれていることが分かりました。リスクマネジメントでは、リスクを正しく恐れ、手を打つべきリスクとリスク対応の責任を明確にすることの大切さを教えて頂きました。



写真1
三橋様は、学生に様々な質問を交えながらハウス食品グループ様のCSRについて分かり易くお話して下さいました。

写真1
芝原様は、ハウス食品グループ様の主なCSR活動や私たち社会安全学部の学生にかかわりの深い、
リスクマネジメントについて分かり易くお話して下さいました。

学生一人一人に「とんがりコーン」を配って下さり、WFPへの支援を説明して下さいました。




「ハウス食品グループ本社様のBERC寄付講座の感想」


2016年11月10日
関西大学社会安全学部
高野ゼミ3年 片山諒人



 貴重なお話ありがとうございました。ハウス食品はBERCの寄付講座の中でも特に私たちの生活に関わり深く、今回は特に受講生が興味を持っていたように感じました。また講義の構成はただただCSR活動を紹介するのではなく、高野一彦教授の顔クイズや映像を用い、90分間集中力を切らすことなく楽しくお話を聞くことができました。固形ルゥカレーの歴史やカレーの進化による宇宙で食べられる「SPACE CURRY」の存在には非常に興味深く驚きました。
 CSRの説明においても企業の社会的責任と定義するのではなく、品質保証力や環境活動の面からのアプローチがあったため、お話が理解しやすく、素晴らしいCSR活動をしていることがわかりました。本日の講義ではハウス食品は特にお客様、社員とその家族に対し真摯に向き合っていることが強く伝わり、子どもクッキング教室でも子どもたちの笑顔が見られ、社会から必要とされている企業であるというイメージが強くなりました。私たちの生活を支えてくれる企業あるため、ハウス食品の更なる飛躍を期待しています。頂いたとんがりコーンおいしくいただきます。本日は貴重なお話ありがとうございました。

以  上