BERC 寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」第3回 ハウス食品グループ本社株式会社

講義報告


2015年11月5日
関西大学社会安全学部3年
脇 貴志


 ???2015年11月5日5時限、社会安全学部「BERC寄附講座(担当:高野一彦教授)」においてハウス食品グループ本社株式会社CSR部三橋康市氏と芝原佳希氏が来学され、「ハウス食品グループのCSR」をテーマにご講演を頂きました。
 同社グループは、「食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします。」をグループ理念としています。この理念に基づき、ハウス食品グループのCSRは、本業を通じた活動、事業周辺での活動を行い、社会的責任を果たしておられます。具体的には、お客様への責任、社員とその家族への責任、社会への責任を果たしておられます。
 ご講義は以下のような内容で構成されました。


1.ハウス食品グループの概要
2.ハウス食品グループのCSR
 ・社会貢献活動
    (食育活動、東日本大震災復興支援活動、環境教育 等)
 ・環境経営
    (環境に配慮した製品開発、モーダルシフトの推進 等)
 ・リスクマネジメント
3.まとめ

 本日の講義ではハウス食品グループのCSR活動について知ることができました。本業である食品事業で多くのステークホルダーに笑顔ある暮らしを提供し、私たちの心身ともに健康で豊かな暮らしに貢献していることを改めて実感しました。CSR活動は「品質保証力の向上、環境経営の実践、コンプライアンス・リスクマネジメントの強化」の3本柱をテーマとして取り組まれています。環境経営への実践では、モーダルシフトの推進やパッケージのエコ化などに積極的に取り組まれていました。また、社会貢献活動として、食育活動も精力的に行われており、「はじめてクッキング」では、非常にたくさんのお子さんが参加されているようです。コンプライアンス・リスクマネジメントの強化では、事業を継続するために必要なリソースが使用できない場合に、どういった対応をとるかを考える「リソース型BCP」を導入していることが大きな特徴です。
 食は人間が生活していくうえでなくてはならないものです。ですから、私はステークホルダーの一人として食品事業を主とされているハウス食品グループ様のますますのご活躍を期待しております。今後も本業を通じたCSR活動、環境経営、リスクマネジメントに積極的に取り組み、社会に貢献してほしいです。


写真1
ハウス食品グループのCSRについて分かり易くお話してくださいました。

写真1
ハウス食品グループのリスクマネジメント体制についても話してくださいました。



「ハウス食品グループ本社様のBERC寄付講座の感想」


2015年11月5日
関西大学社会安全学部
高野ゼミ3年 西浦 咲季



 講座の前半はハウス食品グループ本社様のCSR活動について講義していただき、お客様の笑顔をとても大事にされていること、需要のないところに自ら作り出す積極的な姿勢、環境経営への継続的な取り組みなどを学びました。また後半では本学部生のためにリスクマネジメントを中心にお話して頂きました。SNSでの情報発信1つ取っても何人ものチェックがなされているなど、時代に見合った綿密な対策がなされていることが分かりました。今後も様々なステークホルダーの笑顔ある暮らしのための素晴らしい取り組みを期待しております。本日は貴重なお話をしていただきまして、誠にありがとうございました。

以?? 上