BERC 寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」第7回ハウス食品グループ本社株式会社

講義報告
2014年11月13日
関西大学社会安全学部
高野ゼミ3年 田口 真衣


 2014年11月13日(木)5時限、社会安全学部「BERC寄附講座(担当:高野一彦教授)」において、ハウス食品グループ本社株式会社CSR部 増本章人氏、芝原佳希氏、小野美幸氏、松浦和美氏が来学され、「企業の社会的責任と消費者教育 -House の取り組みについて-」をテーマにご講演を頂きました。
 同社は100周年を迎え、「食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします」というグループ理念を策定されました。本業を通じたCSR活動を行うとともに、社会から信頼される会社、社会の役に立つ会社、良い会社を目指されています。
 さまざまな活動を行う上での様々な課題に対峙している増本氏のお話に共感するとともに、CSR活動の在り方を改めて考えさせられた。また、ハウス食品グループ内部のリスクマネジメント、及びBCP(事業継続計画)について芝原氏にお話をいただき、企業のリスクマネジメントの重要性を実感しました。
 ご講義は以下のような内容で構成されました。

1.ハウス食品グループの概念
2.ハウス食品グループのCSR
 ・コンプライアンス
 ・内部統制
 ・品質への取り組み
 ・社会貢献活動
 ・環境経営
 ・リスクマネジメント
3.まとめ
 本日の講義ではハウス食品グループ様のCSR活動、リスクマネジメントについて知ることができました。ハウス食品グループ様では「食の安全・安心」をもとに経営、CSR活動を行っていることがわかりました。また、BCPについては、2012年より従前から行っている危機管理活動を発展させ、本格的に活動をしておられることがわかりました。本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

ベルク7-1.jpg 増本氏はCSR活動に伴うジレンマへどう立ち向かうのか、具体的なお話しをてくださりました。

ベルク7-2.jpg ハウス食品グループ様のお話に多くの学生が大変興味を持ち、主体的に講義に取り組んでいました。

ベルク7-3.jpg

「ハウス食品株式会社様のBERC寄付講座の感想」
2014年11月13日
関西大学社会安全学部
高野ゼミ3年 加藤 夏葵


 本日は貴重なお話をしていただきありがとうございました。ハウス食品グループ様のCSR活動やガバナンス体制、リスクマネジメントに至るまであらゆる内容について網羅的にお話していただき非常に興味深い内容でした。自分でCSRレポートを拝読したときにはわからなかった具体的なBCPの中身や策定までの流れについてもお話していただき、ハウス食品グループ様だけでなく、これから様々な企業を研究していく上でヒントを得ることができました。CSR活動については食育活動に関してさらに世の中に周知していただく方法を検討することも可能ではないかと思いました。

以 上

■過去リンク
・第6回 大和ハウス工業株式会社
・第5回 株式会社エイチ・アイ・エス
・第4回 株式会社ブリヂストン
・第3回 株式会社三菱東京UFJ銀行
・第2回 株式会社伊藤園
・第1回 株式会社アデランス