情報ネットワーク法学会を開催します

   高槻ミューズキャンパスでは、情報ネットワーク法学会を以下のとおり開催いたします。本研究大会のうち、シンポジウム(13:00~15:35)は本学社会安全学部との共催で行います。また、シンポジウムについては、本学教職員及び学生の参加は無料ですので、奮ってご参加ください。

開催日  :2013年11月23日(土)

開催場所:関西大学 高槻ミューズキャンパス 大阪府高槻市白梅町7番1号
     (JR高槻駅から徒歩約7分、阪急高槻市駅から徒歩約10分)
     アクセス:http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/access.html

参加費用:学会員は無料、一般 1万円、学生 3000円
     ・非学会員は、参加費を会場にて現金でお支払いください。
     ・非学会員は、本年度中に学会入会の場合には、本参加費を本年度(2013/10~2014/9)の
学会入会金に充当することができます。
  ・シンポジウム(13:00~15:35)への関西大学の教職員及び学生の参加は無料です。

~ 開催プログラム ~

●開場・受付(9:00~) ※西門正面の階段を上がり2階で受付

●個別報告(9:30~11:50)
 報告者による発表をいただきます。
 4つの会場で平行して開催します。どの発表にも参加可能・途中移動可能です。
 教室については、会場にて改めてご確認ください。

 【個別報告A(個人情報保護1)】
  発表題目: インターネット上における情報の削除請求と「忘れられる権利」について
  発表者:  蔦大輔(弁護士)、田保雄三(弁護士)、岡田健一(弁護士)

  発表題目: 個人情報の保護範囲―日米の「個人識別性」をめぐる議論を通じて―
  発表者:  山口知仁(筑波大学)

  発表題目: スマホファースト時代のプライバシー保護
  発表者: 飛田治則(追手門学院大学)

  発表題目: 特別地方公共団体の個人情報保護に関する諸問題
  発表者:  湯淺墾道(情報セキュリティ大学院大学)

 【個別報告B(個人情報保護1)】
  発表題目: パーソナルデータ取引における本人同意取得の際の経緯に関する考察
  発表者:  吉田智彦(総務省情報通信政策研究所)

  発表題目: ビッグデータビジネスにおける個人情報の容易照合性に関する考察
  発表者:  藤村明子(NTTセキュアプラットフォーム研究所)、
        間形文彦(NTTセキュアプラットフォーム研究所)、鈴木正朝(新潟大学)

  発表題目: 閉鎖的CGMにおける故人情報に関する遺族による権利主張の可否
  発表者:  吉井和明(弁護士)

  発表題目: プライバシー影響評価(PIA)に関する国際的動向と我が国における課題
  発表者:  村上康二郎(東京工科大学)

 【個別報告C(サイバー社会、犯罪、セキュリティ)】
  発表題目: サイバー・セキュリティにおける情報共有~クリアランス制度を中心に
  発表者:  有本真由(弁護士)

  発表題目: 民事・刑事上のwebサイトリンク行為の違法性に関する比較についての試論
  発表者:  壇俊光(弁護士)、板倉陽一郎(弁護士)

  発表題目: サイバー犯罪、サイバー戦争に関する、世界を二分する論争について
  発表者:  塗谷隆弘(情報セキュリティ大学院大学)

  発表題目: データ・プライバシー、データ保護、政府監視に関する法律に対する一考察
  発表者:  ポーリーン・C・ライヒ(早稲田大学)

 【個別報告D(コンテンツの活用と権利)】
  発表題目: 「法情報学」への基礎法学的アプローチ デジタル法制史料の活用法
  発表者:  中網栄美子(早稲田大学)

  発表題目: ライセンスと「精神」~オープンソースソフトウェア利用と現場の悩み
  発表者:  杉本等(静岡大学、株式会社パドラック)、藤本亮(静岡大学)、他

  発表題目: 大学教育における教材オンラインストレージとFair Use
        --Georgia State University e-reserve判決分析と今後の展望--
  発表者:  河井(井上)理穂子 (埼玉工業大学)

  発表題目: 特許権と差止請求権は一体か?
        :eBay事件に関する米国連邦最高裁判決の情報法的再検討
  発表者:  中村伊知郎(情報セキュリティ大学院大学)

○昼食休憩(11:50~13:00)
 お食事後は、休憩会場でポスターセッションにご参加ください。

***** シンポジウム(13:00~15:35) *****

本シンポジウムは関西大学社会安全学部との共催です。
関西大学の教職員及び学生の参加は無料です。

テーマ: 個人情報保護法制のグローバルダイナミズム
-わが国のあるべき個人情報保護法制の探求―
会 場: 関西大学高槻ミューズキャンパス 4階ミューズホール

●基調講演(13:00~13:45)・テーマ「プライバシー・個人情報保護システムの近未来像と特定個人情報保護委員会」
 講師:堀部政男氏(情報ネットワーク法学会フェロー・一橋大学名誉教授)

●特別講演(13:45~14:25)
・テーマ「行政手続番号法における諸問題(仮)」
 講師:岡村久道氏(国立情報学研究所客員教授・弁護士)

○休憩(14:25~14:35)

●パネルディスカッション(14:35~15:35)
・テーマ「データ保護法制のグローバルダイナミズム(仮)」
・内容: EU一般データ保護規則提案、OECDガイドライン改定などのグローバルな
     動き、ビックデータ問題などの国内の動きを俯瞰的にみて、これからの
     わが国のあるべきデータ保護法制を議論します。(仮)
・チェア:小向太郎氏(情報通信総合研究所)
・登壇者:堀部政男氏、石井夏生利氏(筑波大学)、
     高木浩光氏(産業技術総合研究所)、坂本団氏(弁護士)

***** シンポジウム終了 *****

○休憩(15:35~15:50)

●分科会1~3(15:50-17:20)
 3つの分科会で平行して開催します。どの分科会にも参加可能・途中移動可能です。

第1分科会 ・テーマ「パーソナルデータの利活用はどうあるべきか(仮)」
第2分科会 ・テーマ「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計 中間報告」
第3分科会 ・テーマ「法情報教育と法学教育のいまと未来」

●分科会4~5(17:30-18:50)

第4分科会 ・テーマ「インターネット選挙運動の回顧と展望」
第5分科会 ・テーマ「デジタル出版権と自炊判決~出版物のデジタル化を巡って(仮)」

●懇親会(18:00~)

 研究大会閉会後は懇親会(有料:6,000円)を開催いたします
 (会費は学会当日の受付時にお支払ください)

 会場: VULCANO(イタリアン・カジュアル)
 住所:高槻市古曽部町2-13-22 ※キャンパス北門の前です。
 電話:072-685-0068
 http://r.gnavi.co.jp/k7xxz6tw0000/

~ 参加申し込み・問い合わせ ~

(1)参加申し込み受付及びキャンセル方法:
  以下のURL(参加申し込みページ)からお申し込みください。申し込み後のキャンセルも
同ページにてお知らせください。
  ※上記ページは、当学会が運営している in-law.sakura.ne.jp サーバで処理をいたしますので
ウェブサーバのドメインが異なります。予めご承知おきください。
https://in-law.sakura.ne.jp/form/event20131123-secure.html

注1) 本研究大会のうち、シンポジウム(13:00~15:35)は関西大学社会安全学部との共催で行います。シンポジウムへの関西大学の教職員及び学生の参加は無料です。
        関西大学の教職員及び学生の方のシンポジウム以外のセッション(個別研究報告及び分科会)への参加は前掲の参加費が必要です。
注2) 非学会員であり、関西大学の教職員及び学生以外の方は前掲の参加費が必要です。
注3) 懇親会への参加は有料(1人6,000円)です。
注4) 参加費及び懇親会費用は、会場受付にて現金でお支払いください。

(2)問合せ先:
  下記の事務局まで、メールでお問い合わせをお願いします。
  メールの件名は、「研究大会の問い合わせ」でお願いします。

  情報ネットワーク法学会事務局  office(アットマーク)in-law.jp
   ※(アットマーク)の部分を、半角の@記号に置き換えたものがメールアドレスとなります。