第12回関西大学高槻ミューズキャンパス公開講座を開催しました

 7月6日に第12回関西大学高槻ミューズキャンパス公開講座を開催しました。
 最初に、産業技術総合研究所の寒川旭研究員から「有馬-高槻断層帯と関西の活断層」というテーマで講演があり、地震考古学という長期的な視点から地震を考察する学問についての解説と併せて有馬-高槻断層がどのようなものかについて説明がありました。
 続いて、高槻市危機管理室の船本松雄氏から、有馬-高槻断層が動いた場合の高槻市の防災対策についての説明があり、今回の参加者の多くを占める高槻市民の方は、「高槻市地震ハザードマップ」を見ながら熱心にお住まいの地域の安全性を確認しておられました。
 その後、3グループに分かれて、屋上(一部は空中庭園)へ移動し、そこで実際に有馬-高槻断層帯を見ながら受講生は寒川研究員と時事通信社の中川和之解説委員による説明を受けました。
 そして、会場へ戻った後、「地震の正体を見極める目を持つ 防災教育に参加した子供の発見に学ぶ」というテーマで中川解説委員による講演があり、最後に菅磨志保関西大学社会安全学部准教授による振り返りと総括が行われました。

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