第3回東京シンポジウムを開催しました

 10/16(火)、東京・学術総合センター(一ツ橋)にて社会安全学部・研究科による第3回東京シンポジウムを開催しました。
?今回のシンポジウムでは、「これからの企業・行政の危機管理と社会安全学」をテーマに、自然災害・社会災害について文理融合の学際研究に取り組む「社会安全学」の視点から、「実践的危機管理」を探求しました。
 当日は3部構成で行われ、第1部は問題提起として、河田惠昭社会安全学部教授・社会安全研究センター長が「社会問題としての首都直下地震」をテーマに講演しました。
 第2部は分科会となり、第1会場では、「巨大自然災害と社会安全学の挑戦」をテーマに小澤守社会安全学部長、畑村洋太郎氏(東京大学名誉教授・畑村創造工学研究所)、山﨑登氏(NHK解説主幹)の3名が講演を行い、第2会場では、「企業・行政の不祥事と社会安全学」をテーマに安部誠治社会安全学部教授、郷原信郎氏(弁護士、関西大学社会安全学部特別任用教授)、柳田邦男氏(ノンフィクション作家、関西大学客員教授)の3名が講演しました。
 第3部では、山崎淑行氏(NHK記者)をパネルチェアとして、畑村洋太郎氏・柳田邦男氏・山﨑登氏に加えて、本学部の河田惠昭教授・小澤守教授・安部誠治教授の6名のパネリストによる「社会安全学と安全安心な社会の創造~巨大自然災害・組織事故にどう立ち向かうか~」をテーマにしたパネルディスカッションを行いました。
 シンポジウムを通じて、組織内での情報共有とその体制づくりなどを常日頃から検証し、自ら考え、行動する重要性を参加者とともに考える機会となりました。
 また、シンポジウムの会場では、社会安全学部の学生の研究成果を紹介するパネル展示も行われ、参加者は学生の発表を熱心に聞き入っていました。
 たくさんのご参加ありがとうございました。

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