高槻センター街とのコラボ企画「自転車問題解決プロジェクト」調査を実施しました

 関西大学社会安全学部は、高槻センター街と協働で「自転車問題解決プロジェクト」を実施しています。
 高槻センター街では来訪客や通勤客らによる多数駐輪車両によって歩行者・自動車の通行に支障が生じたり、センター街を走行する自転車が歩行者と接触する事故が生じるなど、安全上の問題が生じています。関西大学社会安全学部では、この学部における教育・研究能力を生かし、高槻センター街や高槻市とともにこの問題の解決にむけて協力することとなりました。
 去る2月9日から11日までの三日間、社会安全学部の学生有志と教員有志による実態調査が行われました。センター街のいくつかのポイントで駐輪台数や駐輪時間の調査を行い、自転車問題の実態を数量的に明らかにすると同時に、センター街の全商店に対して学生による聞き取り調査を行い、今後の議論のための基礎的なデータを整備することが目的です。
 この調査には三日間でのべ50人の学部生が参加しました。また大学院生も三日間で述べ10人がデータの整理や教員の補佐に参加しました。これらにより自転車問題に関する貴重なデータが得られただけでなく、調査を通じて学生とセンター街商店主らの交流の機会も生まれ、昼食や軽食などの差し入れも頂くなど、学生達にとっても大変楽しい調査になりました。
 このプロジェクトは高槻市の全面的な協力で実施されており、今後はこの調査のデータを踏まえ、高槻市をはじめ関係者と協議しながら今後の対策のあり方を検討していく方針です。引き続きこのプロジェクトの行方にご注目下さい。

(左上)センター街内部の駐輪状況を調べる。この日は雪のため台数は少なめ。
(右上)調査本部にて集計作業中。数字が合わず調査員と協議する場面も。
(左中央)社会安全学部の学部祭実行委員会が全面的に協力してくれました。
(右中央)休憩中の風景。寒いけど仲間同士楽しくやってます。
(左下)3日目の参加者全員とセンター街理事の方々とで記念撮影。お疲れ様でした。
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