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法学や経済学にくらべると、社会学は漠然としていてイメージしにくいという声を耳にします。これは、社会という言葉そのもののイメージが明確ではないからです。しかし、社会は私たちが生活する場であり、私たちが自分たちの手で創りあげた産物です。この「社会」のしくみについて、既成の学問の垣根を越え、さまざまな方法を用い、さまざまな視点から研究するのが社会学なのです。
社会学では、「常識を疑う」という思考方法を重視します。私たちが「常識」だと思っていることについて、〈いつの時代でも、どんな社会でも、あらゆる人にあてはまることだろうか〉と問い直してみることです。この発想法によって、〈いま・ここ・わたし〉を相対化することで、私たちの生活を強く拘束している力のはたらきについて知ることができ、問題解決の糸口を見いだすことが可能になります。日常的な現象を、総合的に把握する。それが社会学で身につく力です。
社会学専攻の専任教員が専門的に研究しているテーマをあげてみれば、家族、都市、民族、意識、メディア、犯罪、環境、教育、若者、福祉、差別、国際社会など、実に多岐にわたっています。学生が卒業研究でテーマにする現象は広い範囲におよびますが、これに応えるだけの教員がそろっています。ゼミの仲間と教員とが、あなたの「社会学的思考方法」を育て、複雑な社会を生き抜いていくときの支えになります。

