システム理工学部

物理・応用物理学科 OB・OGからのメッセージ 物理・応用物理学科 OB・OGからのメッセージ

株式会社日立ソリューションズ

2013年3月 理工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
大塚 尚也

システム開発業務を行いながら、中国でオフショア開発を進めています。 システム開発業務を行いながら、中国でオフショア開発を進めています。

企業の経営戦略や社内システムの課題に対して、適切なITサービスによるソリューション(解決策)を提供することが、当社の業務です。そのなかでも私は自治体向けのシステム構築・保守作業に携わっています。日々の暮らしを豊かで安全なものにする施策を、ITの面からサポートするというやり甲斐のある業務です。私はずっとコンピュータ関係の仕事に就きたいという目標をもって大学でも学んでいました。おかげで量子力学と出会い、充実した研究経験を積むことができました。大学で学ぶなら、目的意識をもって臨むことをおすすめします。

三菱電機コントロールソフトウェア株式会社

2013年3月 理工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
岸本 真空

次世代の車社会に貢献する、やりがいの大きな仕事です。 次世代の車社会に貢献する、やりがいの大きな仕事です。

当社は各種制御システム・ソフトウェアの開発・設計を行っており、私はハイブリッド電気自動車のモーター制御ソフトウェアの開発・設計を担当しています。石油の消費量が少ない車が求められるなか、ハイブリッド電気自動車はガソリンと電気を動力源として、エンジンでは燃費が悪くなるところをモーターでアシスト走行することにより、ガソリン使用量や排出ガス削減を実現します。私もエンジニアとして技術を磨き、製品化に生かすことで、次世代の車社会に貢献できるという点に魅力を感じています。

福田金属箔粉工業株式会社

2011年3月 システム理工学部
物理・応用物理学科 卒業
渡海 真平

金属の可能性を探究できる仕事にやりがいを感じています。 金属の可能性を探究できる仕事にやりがいを感じています。

電子部品やエコカーなどに使用される、金属粉や金属箔の製造業務に携わっています。製造方法や品質管理、機械設計など、学ぶことはたくさんあり、毎日が勉強です。当社は創業300年を超える老舗でありながら、金属の箔・粉を中心に時代に応じた製品を提供しており、金属量子ドットやその集合体について研究していた私にとって、金属の可能性を追求できる魅力的な企業。在学中の学びを現場で生かせることは大きなやりがいですし、レポートやプレゼンテーションなどを通して身につけたスキルも、日々の業務で大いに役立っています。

信越エンジニアリング株式会社

2011年3月 工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
西岡 亮

研究やサークルなど学生生活での あらゆる経験が今の仕事に役立っています。 研究やサークルなど学生生活での あらゆる経験が今の仕事に役立っています。

公害防止設備などを製造している信越エンジニアリングで、設備設計やプログラム作成といった業務に携わっています。在学中は核分裂に関する研究に取り組んでおり、知識の面では今の仕事につながるものは多くはありません。しかし、研究で身につけた問題解決のプロセスは、現在でも生かすことができています。また、サークルやアルバイトを通じて、いろいろな人とコミュニケーションを取ってきたことで、広い視野で物事を考えられるようになりました。皆さんも何事も良い経験だと思って、充実した学生生活を送ってください。

愛三工業株式会社

2011年3月 物理・応用物理学科 卒業
熊木 淳一

大学で学んだことが、 実際の現場でも大いに役立っています。 大学で学んだことが、 実際の現場でも大いに役立っています。

車のエンジンに関わる部品の設計・製造を行っている愛三工業で、エンジンに燃料を送る部品の評価を行っています。例えば、量産するためには製造段階でどのような工夫が必要か、製造コストを減らすにはどのような工程がいいのかといったことを検討するのが主な仕事です。業務では他部署の方とミーティングをする機会が多いため、幅広い分野への理解が求められます。そのため、在学中に身につけた流体力学や熱力学、電磁気学などに関する基礎知識は、今の仕事にも大いに役立っています。

コニカミノルタホールディングス株式会社

2011年3月 システム理工学部
物理・応用物理学科 卒業
曽根 慎太郎

3年次から続けた研究が高く評価され、 念願の研究開発職に就くことができました。 3年次から続けた研究が高く評価され、 念願の研究開発職に就くことができました。

量子力学の分野に興味をもつようになり、3年次後半から量子放射光研究室に所属。テラヘルツ波を発生させる研究に熱中しました。就職活動を主に行ったのは3年次末の春休み。卒業後も大学での勉強が生かせる仕事に打ち込めればと、光技術に関わる企業を中心に志望先を絞りました。その間も、1日平均10時間の研究活動はふだん通り。しっかりと研究に取り組んできた点を、企業の方からも評価していただき、希望通り研究開発職としての採用が決まりました。研究と就職活動の両立は大変だと感じることもありましたが、最終的にはやり通してよかったと実感することができました。これからはプリンターなどの開発に携わり、誰にでも使いやすいシステムをつくっていきたいと思います。

株式会社村田製作所

2010年3月 工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
橋本 興範

社会人になって研究室で学んだことの 重要性がはじめてわかりました。 社会人になって研究室で学んだことの 重要性がはじめてわかりました。

大学院時代は、環境デバイス物理研究室に所属していました。そして、自分の研究内容で生かせることが多いと思い、村田製作所へ就職。現在は、保証範囲の検討といった開発を支援する仕事に携わっています。開発のなかでも重要な業務であるため、責任とやりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。新しく学ばなければいけないこともありますが、大学院で身につけた知識や技術は、日々の業務で大いに役立っています。学生時代は、スムーズに研究が進むときもあれば、自分の研究がどのように発展していくのか悩むときもあると思います。それでも、1つのことに没頭して身につけた知識は、きっと将来へとつながるはずです。ぜひ、貴重な時間を大切にして、充実した学生生活を過ごしてください。

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