システム理工学部

電気電子情報工学科 OB・OGからのメッセージ 電気電子情報工学科 OB・OGからのメッセージ

京セラ株式会社

2012年3月 理工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
浦林 宏行

最新の無線通信技術を研究し、世界中の企業へ提案しています。 最新の無線通信技術を研究し、世界中の企業へ提案しています。

当社の事業の一つに携帯電話などの通信機器製造があり、そのなかでも、私はLTEや5Gといった無線通信に関する最新技術の提案を行っています。通常の技術提案とは違い、世界中の企業が集まる会議の場で当社の最新技術を披露します。これは自社の技術力をアピールするだけではなく、無線通信技術の発展にも寄与します。海外企業とのやりとりも多く、非常にやりがいを感じています。将来的には製造の現場に携わりたいという目標があります。また、最新技術を考える際には、物の考え方や調べ方、気持ちのもちようといった研究活動で得たことが非常に役立っています。大学でどのように過ごすかが、その後の将来に大きく関わってきますが、幸いこの学科は取り扱う学問領域が幅広いので、きっと自分のやりたい分野が見つかるはずです。ただ漫然と授業を受けるのではなく、自分の興味ある分野により注力し、充実した4年間を過ごしてください。

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

2008年3月 工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
山元 景誠

次世代ネットワークサービスのしくみを検討する業務に携わっています。 次世代ネットワークサービスのしくみを検討する業務に携わっています。

NTTキャリア各社が保有する、NGNやLTEなど次世代ネットワークサービスについて、システムのしくみの検討や、管理業務を行っています。具体的には、顧客の要望を満たすための要件をまとめ、それを実現するための方法を技術面から検討し、サービスの品質チェックや業務進捗の管理などを行っています。自分が関わった内容が通信サービスのシステムとして世の中に普及し、利用者の通信環境を支えていることに大きなやりがいを感じます。私は社会人になって、一人でできることの小ささ、大勢でできることの大きさを実感しました。大学では研究、ゼミ、就職活動などさまざまな環境で、幅広い人材と交流するチャンスがあります。そのなかで築いていく人脈やチームワークを大切にして、仲間と一緒にさまざまなことにチャレンジしてください。その経験は将来仕事をするうえで、必ず生きてくると思います。

新明和工業株式会社

2012年3月 理工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
古岡 達弥

さまざまな経験を通して成長できる仕事です。 さまざまな経験を通して成長できる仕事です。

航空機事業部の生産技術職として、生産に使用する設備の選定・導入と修理保全を担当しています。日常業務はデスクワークだけでなく、作業効率改善のための作業者へのヒアリングや、故障した設備の修理、事前メンテナンスなども行います。この仕事を選んだ理由は、在学中に得た電気的な知識を生かせる仕事であることはもちろん、当社の生産技術職はさまざまな経験を得られ、楽しむことのできる仕事だと感じたからです。例えば、飛行艇やさまざまな航空機部品が完成するのを目の当たりにすると、自分が関わっている仕事の大きさを実感できます。さまざまな人と接し、多くの経験と知識を得られる環境の中で、自分を伸ばし高めることができる点に大きなやりがいを感じます。また、仕事を進めるうえでコミュニケーション能力は重要です。将来メーカーで働きたいと考えている人は、しっかり基礎知識を身につけるとともに、人との付き合い方を学ぶことも大事にしてください。

株式会社村田製作所

2011年3月 理工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
清水 康弘

在学中の学びを実践で生かせることに喜びを感じています。 在学中の学びを実践で生かせることに喜びを感じています。

在学中、自身の研究を進めていくなかで、新たな商品の研究開発に携われる仕事にひかれるようになりました。なかでもさまざまな分野の商品に使われ、社会に大きな影響を与えることができる電子部品業界を志望し、業界トップクラスの電子部品メーカーである村田製作所に入社しました。現在はそこで、学生時代から希望していた新商品の研究開発に携わっています。今の業務の最大の魅力は、世界初の商品をゼロから作り上げることができるところです。研究者自らが新商品を提案することもあり、高いモチベーションをもって日々の仕事に打ち込んでいます。また、在学中に学んだ研究の進め方や専門知識は現在も大いに生かされており、研究内容は異なっても基礎は同じだと感じています。大学時代は本人の意識次第で大きく成長できる期間です。関西大学にはその成長を後押ししてくれる環境があります。皆さんも社会に出たときの「自分がなりたい姿」を強く意識して、その実現のために今、何をすべきかを考えて充実した大学生活を送ってください。

関西電力株式会社

2010年3月 工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
宮下 尚雅

人々の生活を支える仕事に、 やりがいを感じています。 人々の生活を支える仕事に、 やりがいを感じています。

地元である関西に住む人たちの暮らしを支える仕事をしたいと思い、関西電力に入社しました。現在は、発電所の電気設備の保守管理に関する業務を担当しています。古くなった設備があれば、最新の設備への更新を行うための工事を実施。電気を安定して供給することで人々の生活に貢献でき、日々やりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。社会人になり実感したのは、「コミュニケーション」の大切さです。仕事では、学生時代以上にさまざまな人と関わることになります。そうしたときにスムーズに会話を進めることが、仕事を円滑に進めるうえでは欠かせません。勉強以外にも多くのことにチャレンジして、さまざまな人と交流すれば、コミュニケーション力は自然と身につきますよ。

四国電力株式会社

2010年3月 工学部
電子情報システム工学科 卒業
渡邊 俊介

大学時代に身につけた電気の知識が、 基礎として役立っています。 大学時代に身につけた電気の知識が、 基礎として役立っています。

人の暮らしを支える仕事を通じ、地元である四国に貢献したいと思い、四国電力に入社しました。わたしたちの使命は、四国に住むお客様に電気を安定して供給すること。そのなかでわたしは、お客さまに電気を送るための電線を設計したり、災害時にいち早く電気を送電するための復旧業務などに携わっています。発電所では石油を扱う業務もあるため、入社前には電気の知識を深めるとともに、危険物第4種の資格を取得しました。もちろん電気を扱う業務なので、学生時代に学んだ電気回路や電磁気学も基礎として役立っています。また、現在の仕事はお客様と接する機会が多いのも特徴です。顔を合わせて話を聞くことにより、人のために働いている実感があり、日々やりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。

日本電気株式会社

2008年3月 工学研究科 システムデザイン専攻
博士課程前期課程 修了
伊藤 暢彦

大学時代に身につけた 専門知識と実務能力は私の財産。 大学時代に身につけた 専門知識と実務能力は私の財産。

学生時代は、コンピュータネットワークを研究する情報通信工学研究室に所属していました。このとき、誰も知らないことを明らかにする研究のおもしろさに気付き研究職を志すようになりました。現在は日本電気株式会社で、既存のネットワーク体系をより良いネットワークへ変革するための研究に携わっています。この研究は、日本はもちろんのこと、世界的に注目されているもの。それだけに、高いモチベーションで取り組んでいます。大学で学んだ専門知識が現職に生きていることはもちろん、研究室で身についたスケジューリングなどの実務的な能力が、毎日の仕事に生きています。

ソニー株式会社

2008年3月 工学研究科
システムデザイン専攻 修了
中辻 達也

大学で得た知識を基盤に、光学の専門家として さらなる成長をめざしています。 大学で得た知識を基盤に、光学の専門家として さらなる成長をめざしています。

一眼レフカメラにおけるファインダーの光学設計開発に取り組んでいます。研究開発から設計、量産までの工程にかかわるため、幅広い知識が要求されますが、より高性能・高品質なファインダーの開発をめざし奮闘しています。充実感を感じるのは、まだ世に出ていないものを創り出すおもしろさや、自分が携わった製品がお客様に喜んでいただけるうれしさを味わうとき。これこそメーカーならではの醍醐味だと思いながら、日々、仕事を進めています。在学中に学んだ知識や技術で、役立っていることはたくさんあります。まず、電気工学科で学んだ電気の知識。これはカメラ開発にとって基盤となるものです。また、研究室で学んだ光学・三次元画像処理は、光学設計開発に欠かせない光の特性を理解する専門技術として役立っています。さらに研究室では学会に参加させていただき、最先端の光学知識に触れることができました。関西大学はさまざまなことを広く、深く学べるすばらしい環境です。皆さんもこの環境を活用し、自分自身のスキルアップをめざしてほしいと思います。

このページの先頭へ