関西大学 文学部

専修紹介

ドイツ学専修

専修の概要

ドイツ学専修では、ドイツ語圏の言語・文学・文化について多面的・専門的に学びます。ドイツ語は、ドイツ、オーストリア、スイスなどで1億人以上の人々が母語として使っている言語です。古い文化遺産など、歴史と伝統に培われた豊かな文化のあるドイツですが、ナチスの犯罪を謝罪し、現在はEU(ヨーロッパ連合)の政治的・経済的中核となる国とひとつとして、ヨーロッパや世界の平和と持続可能な未来を築くことを目指しています。また、オーストリアのウィーンは音楽や美術の宝庫です。美しい自然に囲まれたスイスは自然と調和した独自の平和への歩みを進んできました。これらの国々の文化や社会事情を専門的に研究するところがドイツ学専修です。ドイツ語を話せるようになってドイツへ行きたいという人、ドイツ語は苦手だがドイツ文化に興味がある人など、学生のみなさんの関心は多様です。必修科目では学生それぞれのドイツ語力にも配慮しています。また選択科目では語学力を磨き、高めるための授業を多く配置しています。語学力をつけたいという人は選択科目の演習を多く受けるのがいいでしょう。

何が学べるか

ドイツ言語学、中世から現代にかけてのドイツ語の変遷の歴史、ドイツ神秘・敬虔思想、ドイツ語版聖書の解釈、19世紀以降のドイツ語圏の大衆文化、現代ドイツ社会事情、メディア論、日独比較文化論等、ドイツ語圏の言語・文化について幅広く、且つ深く学ぶことができます。

卒業論文のテーマ

  • チャット・コミュニケーションにおける日独比較―テクストにおける表現スタイルを中心に―
  • ヘンゼルとグレーテルにおける男の子と女の子のイメージ
  • シュトルムの短編小説『遅咲きの薔薇』について―ルードルフが妻に抱いた愛に対する見解―
  • ドイツにおけるトルコ系移民の若者の現状―アイデンティティ形成の基盤としてのイスラム
  • 修道院治療学
  • 現代ドイツにおける外来語の名詞について―フランス語由来の外来語を中心に―
  • ワルシャワゲットーの日常―生活から見た抵抗運動―
  • ベルリンのカフェ―18世紀から現代にかけての文化史的考察
  • フンデルトヴァッサーの建築―自然と創造性の共存を目指して―
  • ナチスドイツの教育―子供たちの日常におけるナチ化教育―