関西大学 文学部

専修紹介

フランス学専修

専修の概要

フランス語は世界一美しい言語であるとよく言われ、フランス文学は特に人間的であると言われています。フランスの社会は、長い歴史を通じてその文化を進化、発展、洗練させ、ベルサイユ宮殿やルーブル美術館に象徴されるように芸術・文化のあらゆる分野で中心的な位置を占め、ヨーロッパ文明の粋であり続けてきました。それは、フランスの作家・文化人たちが、音楽や絵画など隣接した芸術分野のみならず、政治・経済はもとより、法学、哲学、教育、医学、数学、物理学、博物学、服飾、建築等々、社会のありとあらゆる問題に自ら取り組み、どの分野でも第一級の活躍をすることを通じて、人間とは何かということを深く考察し続けてきたからです。そういう姿勢こそが、まさにフランス的エスプリであると言うことができます。
以上のことから、本専修の学生には、フランス文化のエッセンスを知ることを通じて、自由で豊かな感性を磨き、世界を創造的に捉える能力を養って、多種多様な分野で活躍してもらいたいと思っています。

何が学べるか

フランス語を初歩から応用まで学びながら、フランス文学はもちろん、フランス語学、フランス文化・社会にまで及ぶさまざまなトピックを、歴史をかえりみつつ、同時代の諸問題ともてらしあわせながら、さまざまな視点から学びます。

卒業論文のテーマ

  • モーリヤックにおける孤独のテーマ
  • ラ・フォンテーヌ『プシシェ』における好奇心の功罪
  • フランス文学におけるファム・ファタルの系譜
  • ジュール・ヴェルヌに見るフランスの西洋中心主義
  • フランソワ・トリュフォーにおける子どもー映画『大人は判ってくれない』を中心にー
  • フランス女性と出産・育児・仕事―何が高出生率をささえているのか―
  • 歴史から見るフランスの愛の変容
  • 現代のフランスの食に関する二つのキーワード―TERROIR と BIO の概念
  • フランス語の否定接頭辞に関する考察
  • フランス語の問題を考える――すべての人が扱いやすいことばにむけて――