芸術学美術史専修
専修概要
芸術とは何か?
美とは何か?
芸術学美術史専修では、「芸術とは何か?」「美とは何か?」という問いを、理論的・実証的に追及し続けます。また、芸術作品の鑑賞方法を学び、知的で豊かな人間の育成を目指し、人間にとって、芸術創造とは何かということを学びます。
カリキュラム
日本や中国、そして西洋の
美術作品・芸術作品を研究
研究の対象となるのは、日本や中国、そして西洋の建築、彫刻、絵画、工芸・デザインなどの美術作品、演劇、映画、写真、音楽など多岐にわたる芸術作品です。とりわけ、日本と西洋の美術史学や演劇論の研究は本専修がもっとも力を入れている領域のひとつです。美術史学では、日本の仏像彫刻史、江戸時代から近代に至る絵画史、ベルギーやオランダを中心とする西洋美術史、そしてフランス、ドイツ、イギリスの美術作品を研究します。これらの作品を具体的に研究しながら美術作品の解釈を学びつつ、それらの意味を探求します。また、演劇論ではギリシア悲劇から近代ヨーロッパ演劇、加えて日本の明治期から現代に至る演劇論を研究します。さらに、美学、芸術哲学、芸術論などの理論研究の分野では、古代ギリシアの哲学者プラトンやアリストテレスから現代に至る芸術論を学びつつ、「芸術とは何か?」を美学的、哲学的に追求します。こうした研究を通して、そしてまた、芸術学や美術史の基礎概念を身につけて、人間にとって芸術創造の意義、作品を鑑賞することの意味を探っていきます。
本専修ではまた、京都や奈良、そして大阪などの各地で開催される種々の展覧会や社寺の見学に出かけ、実際に作品を前にして鑑賞の方法を学びます。美術作品の実地調査は、本専修の長い伝統と実績を示すものとして全国的にも有名です。たとえば、京都の妙心寺を中心とする江戸時代の障壁画の現場での調査など、全国の大学の中でも実地調査を行う数少ない専修として知られています。また、図書館所蔵の絵画作品を用いて行う大坂画壇や、西洋彩色写本挿絵に関する特色ある授業も開いています。さらに、しばしば高野山や比叡山などへ泊りがけで見学に出かけ、仏教美術の研究合宿も行います。法隆寺から江戸時代に至る仏像彫刻史も本専修が長年月続けてきた伝統のある領域です。西洋美術史では、各地の美術館に西洋絵画の鑑賞に出かけ、特に図像解釈学(主題やモティーフを中心とする絵画の解釈)の研究に特色があります。加えて、美術批評の領域も充実しており、世界中の現代美術を幅広く学ぶことができます。さらに、歌舞伎や現代演劇などの鑑賞を踏まえて、幅広い演劇論の授業にも特色があります。
講義・演習


