教員紹介社会法

[社会法]教授藤原 稔弘

  • 専門分野

    解雇制限と雇用保障法の研究

  • 研究テーマ

    解雇制限を中心に雇用保護法理を構築することと、様々な積極雇用政策の展開により雇用を創出する国家の責務を法的に基礎づけることを主な研究テーマとしている。

  • 学部ゼミ紹介

    学生には個別労働関係法の領域に属する、「採用内定」、「就労請求権」、「就業規則の不利益変更」、「昇格の男女差別」、「使用者の懲戒権」、「経歴詐称」などを調べ報告してもらう。

  • 大学院演習科目紹介
    労働法研究(法政研究コース)

    労働法のうち、個別的労働関係法の分野を対象とし、最新の学説・判例の研究を行う。この分野では、労働基準法等の立法の改正が相次ぎ、また労働事件の多くもこの領域に属する。個別的労働関係法では、労働契約上の権利・義務をめぐる労使紛争の解決のための法理の構築が大きなウエイトを占め、従来、労働契約法理の形成には、学説・判例が主要な役割を果たしてきた。しかし、近時、この領域の法制化の動きが顕著となり、労働契約法が制定された。