学部概要

学生の声(Students' VOICE)コンピューティング系

学生の声一覧

コンピューティング系 4年次生 平松 静さん コンピューティング系 4年次生 平松 静さん

コンピューティング系 4年次生 平松 静さん

何かおもしろいことが学べそうな学部 何かおもしろいことが学べそうな学部
中学生の頃にお世話になっていた家庭教師の方が総情の学生で、色々な話を聞くうちに『自分も、ここで学びたい』、自然にそう思うようになりました。幅広い領域で学べるカリキュラムや、豊富な実習科目にも魅力を感じ、受験シーズンを迎える頃には、進学先を総情一本に絞っていました。入学後の印象は、とにかくおもしろい!ということ。どんなことが学べるのか、自分がどう成長していくのか、楽しみで仕方ありませんでした。

どこまでも広がるコンピュータの可能性 どこまでも広がるコンピュータの可能性
今はコンピューティング系のゼミで研究していますが、実は高校まではバリバリの文系。でも、子どもの頃からパソコンやインターネットは身近な存在で、プログラムなどコンピュータ分野への苦手意識は全くありませんでした。文系・理系を意識する前から独学でHTMLを組んでWebサイトを作ったりと、興味のあることにはとにかくチャレンジしていました。入学当初は、SNS(Facebookなどのネットワークサービス)に関心があり、メディア系に惹かれていました。
そんな私にとっての大きな転機になったのは、2年次に履修したコンピューティング系の実習。なかでも、『ネットワークコンピューティング実習』で、自分の世界が一気に広がりました。この授業でLinux(リナックス)と呼ばれるハードウェア(高性能のパソコンのようなもの)にはじめて触れ、『こんなこともできるんだ!』と、コンピュータに無限の可能性を感じ、ワクワクしたのを覚えています。

技術と知識を幅広く身につける 技術と知識を幅広く身につける
3年次から所属しているゼミの大きなテーマは、人の持つ視覚などの感覚や感情を、ロボットがどのように認知するのかを研究する『認知ロボティクス』。でも、ゼミ生の研究テーマはロボットに限られるわけではありません。学生自身がどんな研究をしたいのかを考え、先生にアドバイスをいただきながらテーマを決めていきます。最初は、ゼミにあるいくつかのプロジェクトに参加し、グループワークの中で必要なスキルを学ぶことから始めます。複数のプロジェクトを掛け持つので、幅広い知識と技術に触れることができますよ。プロジェクトはさまざまで、ラジコンヘリを身近なゲームコントローラで操作し、写真撮影することで点検作業に役立てる研究や、赤ちゃんの行動パターンを人工知能搭載のロボットで再現する研究など、開発プログラム言語やソフトウェアも多岐に渡ります。

学びがどんどん発展する環境 学びがどんどん発展する環境
ゼミがはじまった当初は、アプリを作りたいなと考えていたので、そのための代表的なプログラム言語であるJavaに触れたいと思っていました。そこで参加したのが、Javaで制御するソフトウェア『ハドゥープ』を使って、研究例の少ない犬の脳波のデータ分析に取り組むプロジェクト。現時点では、まず脳波のメカニズムや種類を調べ、その膨大なデータをどのように数値化して分析するのかを考えている段階です。とても複雑な分析になるので、クリアすべき課題はたくさんあります。ですが、アプリ制作という最初の目的から、自分では思っても見なかった方向に学びが広がり、楽しみながら研究に取り組めています。ゼミはメンバー同士の仲も良く、常にコミュニケーションを取りながらお互いに相談しあって研究を進めています。メンバーからのアドバイスが、予想外の方向に発展するヒントになることがよくあり、毎日がとても刺激的で、成長を実感します。

プログラミングの方法論を考える プログラミングの方法論を考える
卒業研究では、プログラミングの方法論について研究したいと考えています。ゼミのグループワークの中で『他の方法なら、もっとスムーズにシステム開発できるのでは?』と、ふと思ったことがきっかけです。どうすれば効率的にスムーズにシステム開発ができるのか、そこを掘り下げていきたいと考えています。今は準備段階で、プログラミングの歴史や変遷を洗い出しているところ。この研究がどう着地するのか、私自身まだ見えていませんが、きっと想像もしていなかったような、新たな発見に出会えるはず。これからも自分の中に芽生えた“学び”の芽を大切に育てていきたいと思っています。
Message
少しでも気になったら、迷わず一歩踏み出して!自分でも想像できなかったような世界に出会えるかも知れませんよ。
Message 少しでも気になったら、迷わず一歩踏み出して!自分でも想像できなかったような世界に出会えるかも知れませんよ。
(2014年度掲載)

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