学部概要

充実の初年次教育

情報学に対する興味を高め、将来の目標に向かって3つの系で学ぶ。「なりたい」がかなう!

総合情報学部では、新入生全員を対象に、演習型、実習型の導入教育を行っています。入学後の半年間で自ら学ぶための技術と思考法を学び、興味や将来の目標に合わせた科目選択を行う力を養成。さらにその先には、3つの「系」を履修の指針として提示しています。将来の目標に合わせて指定科目を体系的に修得すると、「メディア情報系」「社会情報システム系」「コンピューティング系」それぞれの修了が認められます。自分自身が「情報学」のどの分野を専門に学んだのかがより明確になります。

3つの系で学ぶ。

1年次 春学期

大学の学びへの関心を高め、自ら学ぶ力を養う。

演習型・実習型の導入科目で、情報をただ利用するだけでなく、多面的な視野からものごとを分析し、コンピュータとソフトウェアを駆使して効果的に活用する力を身に付けます。

  • 導入ゼミ
    自ら学ぶために必要な知識と技術を、体験的に習得する。
    少人数の演習形式で、図書館やデータベースの利用法、レポート作成やプレゼンテーションの要領などを体験的に学びます。学生が自ら学ぶためのスタディ・スキル(学習技術)と、与えられた知識や情報を論理的・批判的に分析するクリティカル・シンキングを身に付けます。
  • Enjoy Computing
    プログラミングを楽しみ、専門分野への興味を高める。
    初歩的なゲームのプログラミングやディジタル画像の編集を通して、"コンピュータで何ができるか"を楽しみながら体験します。情報学の多彩な専門分野への興味を高める、演習型の授業です。
  • ソフトウェア実習
    コンピュータの操作や基本原理を修得し、
    これからの基礎となる技術を身に付ける。
    今後必要となるコンピュータ利用技術(基本操作・考え方など)の修得をうながす実習です。コンピュータを活用した実習科目に取り組むための基礎となるスキルを養います。

情報フルエンシーを養う(情報の利活用能力)

スタディスキル クリティカル・シンキング コンピュータリテラシー
  • 情報を収集する
  • 情報を加工する
  • 情報を発信する
  • ものごとを複数の視点から捉える
  • 論理的・批判的に分析する
  • コンピュータスキルを習得
  • コンピュータの持つ可能性を感じとる

1年次 秋学期

多角的に情報学へアプローチ、自分の専門分野を探求する。

大学での学びの基礎力を身に付け、「情報学」専門分野の入口に立ちます。多様な分野の情報学に触れることで自分の興味のありかを探求。
春学期は必修科目のみであった実習科目も、秋学期には上位年次で学ぶ基礎力となるベーシックな科目群から2科目選択し、複数分野のリテラシーを身に付けます。

2年次

将来のフィールドを意識して、3つの系を自在に活用する。

情報学の専門分野である「展開科目」を中心に学びます。秋学期には、3年次から始まる「ゼミ」の選考も実施されるため、自分の専門をどこにおくのかを意識し、3つの系を十分に活用して専門知識を深めます。3つの系は、いずれかの系に分かれて所属するというものではなく、自分の学びたい方向性を明確にするためのものです。自分の研究テーマにあわせて、メディア情報+社会情報というように、自在に活用できます。

3年次 4年次

研究テーマに取り組み、論文・作品をまとめる。

2年間同じ教員のもとで研究を進める「ゼミ」で、自分の研究テーマを絞り込んでいきます。
より専門的になった展開科目を自分の研究テーマにあわせて選択し、複数の「系」にまたがって横断的、複合的に学ぶことも。実習科目もステップアップした内容になり、各種分析、プログラミング、コンテンツ制作の専門的なスキルにチャレンジします。
4年次には卒業論文、卒業作品として研究をまとめます。

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