進路・就職

総合情報学部卒業生へのインタビュー

中村 友亮さん:株式会社NTTドコモ

自分の判断や行動で成果が出る職場にやりがいを感じます。

NTTドコモで、テレビ局や百貨店、運送会社など約25社への法人営業を担当しています。FOMAを活用したモバイルソリューションや料金プランなど、企業への提案が主な業務となります。
今や、一人一台携帯電話を持つ時代に突入し、既に生活に欠かせないツールになりました。電話だけではなく、メール、インターネット、カメラ、ビデオ、ワンセグ、GPS、おサイフケータイ・・・次々と新しい機能が組み込まれています。そして携帯電話は今後もさらに進化していくでしょう。 携帯電話を通じて、人々の仕事や生活をより良くし、新しい文化を創造する。常に理想を追求する姿勢とその可能性に魅力を感じて入社を決めました。入社後の今でも、その思いはますます強くなっています。

社会人になり、考え方や生活も大きく変わりました。中でも一番変わったのは「責任感」ではないでしょうか。社会人として、日々の健康管理から時間の管理まで責任を持つ。平日は仕事が第一優先。その代わり、休みの日は思いっきりプライベートな時間を楽しむ。自己管理も社会人として大切な責任です。

学生時代は海外の魅力にはまっていました。

学生時代は「やりたいことを実現する」をモットーにしていました。その1つが海外旅行。大学2回生時の語学短期留学がきっかけになり、海外に対して強い興味を持つようになりました。取りつかれたように海外旅行をしていた時期もあります。さまざまな国の人との交流は、今まで知らなかった自分の新たな一面の発見がありとても刺激的です。とはいえ、海外への旅費は学生の私にとっては高額です。アルバイト代は全て海外旅行。海外旅行に行くためだけにアルバイトをしていたと言っても過言ではありません。早起きをして授業が始まるまでアルバイト、授業後も、もちろんアルバイト。平日でも平均9時間バイトというのも珍しくありませんでした。肉体的には大変でしたが、しっかりスケジュールを組み、計画的に進めることで授業とバイトを両立できましたし、計画的な貯金もできました。この経験は、現在の仕事でも生きています。最近は海外旅行に行けていないので、今年こそは行きたいですね。

「協調」と「感謝」を忘れず、仕事に取り組んでいます。

NTTドコモは、1つの仕事に関連する部署が多く、円滑に業務を進めるためには他部門との頻繁な情報交換が求められます。部署や立場が異なっていても、たとえ自分の担当する業務でなくても、互いに協力する協調性とコミュニケーション能力が必要になります。仕事は一人だけでできるものではなく、上司や先輩、同僚、そして協力会社など多くの人との連携で成り立ちます。集団の中で自分のアイデアを提案したり、実現のためにサポートしてもらうには、常日頃の信頼関係も大切になります。今はまだ未熟なところが多く、周りの方々に支えられながら仕事をしている状態ですが、教えて頂いた方、助けて頂いた方への感謝の気持ちと、誠意ある応対を大切にし、そして、もっともっと幅広い知識を身に付け、2年後、3年後には「頼りになる先輩」と言われるよう頑張っていきます。

何を学びたいか、将来どんなことをしたいかをイメージできるようになってほしい。

情報に関する広い知識は、社会に出てから必ず生きてきます。インターネットの繋がる仕組みやセキュリティに関すること、IPに関することなどは会社でも必要不可欠な知識です。社内での打ち合わせ、お客様との会話でも「情報学」に関する話題は頻繁に出てきます。そして、社会に出てからも勉強の毎日です。むしろ、今の方が学生時代より勉強しているかもしれません。総合情報学部は、学びたい科目を自由に選択できます。幅広い知識を身に付けるのも、1つの分野を深く掘り下げて学ぶことも可能ですしね。私の場合は、総合情報学部で学んだことが、ダイレクトに役立っています。

大学は、自分とは違う価値観や、自分が持っていない知識や考えを持った人に出会える刺激的な場所です。高槻キャンパスは総合情報学部だけの貸切キャンパスですので、他学部に比べても深い友人関係を築くことができますしね。就職後もみんなと連絡を取り合っていますので、多種多様な企業や業界についての情報も得られますし、みんなの活躍が良い刺激になります。

日々の生活の中で自分がどうなりたいか、強いイメージを持ってください。そして、そのなりたい自分はどうすればなれるのか考えてみてください。そうすれば、自分が何をすれば良いかが見えてくるはずです。

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