進路・就職

総合情報学部卒業生へのインタビュー

久保田 こころさん:富士重工業株式会社(SUBARU)

ジョブローテーションシステムで、入社後は複数の部署で知識と経験を修得。

富士重工では、入社後3カ所の部署で様々な経験を積むジョブローテーションシステムがあり、現在は自社ディーラーである神奈川スバル株式会社で営業を担当しています。
担当するお客様は、約200名。お一人おひとりに新車のご提案、点検・修理のご案内から手配まで、お客様の窓口として、カーライフをトータルでサポートする仕事です。

みなさんは、ご家族でディーラーのショールームに行かれたことはありますか?
用件を伝える前から、「○○様、いらっしゃいませ。」と声を掛けられたことはありませんか?

私たち営業は、担当するお客様全てのナンバー、お越しになる日時・ご用件まで全てを管理しています。ですから、駐車場に車が入ってくる時からナンバーを確認し、お客様への対応を行っているんですよ。
その数が200名、お客様には様々な好みがありますし、ご家族構成もマチマチです。それぞれのお客様にベストなご提案ができるよう日々勉強を重ねています。

学生時代に打ち込んだ学園祭実行委員会で、大切なことをたくさん学びました。

在学中は、1年生から3年生の夏、就職活動の直前まで学園祭の実行委員を務めていました。
3年半の活動では楽しい思い出がたくさんできました。委員長として、みんなをまとめていく苦労もたくさんありました。
楽しい学園祭にしたいという気持ちはひとつでも、それぞれに考えもあり、時には意見が対立することもあります。話し合いを重ねて、お互いに理解し合って、学園祭というカタチにしていく。あの3年半の貴重な経験が今の仕事にも生きています。

学生時代の友人って素晴らしいですよね。
今でも年に3、4回は学園祭実行委員の集まりがあるんですよ。私の7代前の先輩から、私の3代後輩の在学生までが一緒に懇親会を行うんです。仕事のこと、勉強のこと、本当にたくさんの情報交換ができる貴重な場です。これからも大切にしていきたいですね。

100人いれば100通りの好みや考え方があります。

富士重工は、モノ作りに非常に真面目で職人気質。みなさん親切で温かい方が多いです。
とはいえ、社会人になったばかりの時は戸惑うことも多かったですね。会社への利益貢献を考えなければなりませんし、同じ事を行うにしても効率や正確さを求められます。お客様も、100人いれば100通りの好みや考え方があります。マニュアル通りにいかないところが、難しいところでもあり、やりがいを感じるところでもあります。
「自分で考え、行動する」 「辛いときこそ、いつも以上に頑張るんだ!」という気持ちを、学生の時以上に強く持つようにしています。

幅広い選択肢が、総合情報学部の強み。

幅広い選択肢を持つ総合情報学部で、自分なりの将来像を描きながら学んでほしいですね。
勉強・サークル・アルバイト、何でも良いので思いっきり打ち込んでほしい。ぜひ、学生時代にこれだけはやりきったと言えるモノを見つけてください。それが皆さんの強み=個性となるはずです。大学の4年間は、失敗を恐れずいろいろなことに挑戦できる素晴らしい時間です。ぜひ、チェレンジ精神を持って、苦手なものにこそ積極的に取り組んでほしいと願っています。

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