進路・就職

総合情報学部卒業生へのインタビュー

大藤 望さん:株式会社トスプランニング

「さんまのまんま」のアシスタントディレクター、刺激的な毎日です。

番組制作会社 株式会社トスプランニングで、バラエティー番組である「さんまのまんま」のアシスタントディレクターをしています。社員20名ほどの、とてもアットホームな会社です。
業務内容は大きく分けて、番組収録と編集の2つ。収録では、タレントさんとの打ち合わせや小道具の準備、編集では資料の準備などが主な業務になります。最近、番組のCMにあたるPRモノや、小さなコーナーを担当させてもらえるようになりました。まだ1年目にもかかわらず、チャンスをいっぱい与えてもらえているので、何とかモノにしなくては、期待に応えなくてはと悪戦苦闘の毎日です。

徹夜があったりと大変な部分もありますが、一番の魅力は、自分の作ったものや考えたことを「面白かったよ」と言ってもらえること。大変だった作業も疲れも吹っ飛びますよね。
実は、タレントさんと会う機会の多い仕事ですので、知り合いからサイン貰ってと頼まれることもありますが...仕事中ですのでね。個人的なお願いをする訳にはいかないんです。 でも、収録後、さんまさんに『お疲れさん!』と言ってもらえると、純粋に嬉しいですね。

テレビ業界、バラエティ番組の制作に関わる仕事を一直線にめざしていました。

この業界では、在学中にスタジオ施設やテレビ機器を扱ったことがあるというのは、大きなメリットですね。
もちろん大学の授業で得られる知識は一部かもしれませんが、実際にシナリオを書き、撮影をして編集までを行う一連の経験があったからこそ、全体の流れが掴めていましたし、気持ち的にも少し余裕ができてスムーズに仕事に入っていけましたね。

在学中からテレビ業界への就職、人を笑わすことができるバラエティの制作に関わる仕事に就くことを目標にしていましたので、少しでも役に立ちそうな事には積極的に取り組みました。「色彩検定」を取得したり、軽音楽部でボーカルを務めたり。。ちょっと違う?と感じられるかもしれませんが、人を楽しませる演出を考えるという点で通じる面があり、役に立ったと思っています。

何事も自分次第。諦めない、くじけない、粘り強い姿勢が大切。

今めざしているのは、番組制作のディレクター。もちろん何事も自分の頑張り次第、実績次第です。
でも、早ければ1~2年、遅くとも3~4年でディレクターになるつもりで仕事に取り組んでいます。
そして、もっと多くの人に笑ってもらいたい、面白いって感じてもらいたいですね。

実は、今の会社の同期に同じ総合情報学部の卒業生がいるんです。この業界は、一般の総合大学からの就職する人が多く、意外に門戸が広いんですが、さすがに会社の同期に同級生がいるというのは珍しいんじゃないでしょうか。
もちろん、良き相談相手、話し相手でもあり、良きライバルでもあります。

そのチャンスは与えられるモノではなく、自分で掴みに行った人だけが手にすることができるものです。

大学入学時に、自分のやりたい仕事の方向が決まっている人ばかりじゃないですよね。
自分にはどんな仕事が向いているんだろう、どんな仕事をめざしていこうって、迷っている人も多いはずです。

文系・理系という枠組みに縛らずに、将来を選択することができるって、総合情報学部の最大のメリットじゃないかと思うんです。
実際に、文系だったけど今はSEをしている人、理系だったけどテレビ業界で働いている人もたくさんいます。

学生時代って、無限のチャンスがありますよね。
ただ、そのチャンスは与えられるモノではなく、自分で掴みに行った人だけが手にすることができるもの。
大学生活の4年間は、長いようで短いです。自ら行動しない人の手元には何も残りません。
私自身、いろいろな人に助けられ、チャンスを頂き、この仕事に就くことができました。
この1年で辞めたいと思ったこともあります。きっと好きな仕事でなければ続いていないと思います。

頑張って作っている番組です。是非みてくださいね!
みなさんも、大学の4年間で自分のやりたいことを見つけてください。
そして、実現に向かって、精一杯積極的に行動してください。

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