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SOJOマガジン No.16 祭典実行委員会

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No.16 祭典実行委員会 今回は、高槻キャンパスの一大イベント『高槻キャンパス祭』を取り仕切る関西大学総合情報学部祭典実行委員会の学生に、委員会の活動についてお話を伺いました!

地域のみなさんも多数参加される、一大イベント『高槻キャンパス祭』!

関西大学総合情報学部祭典実行委員会、略して『情祭』は、毎年5月に行われる高槻キャンパス祭と関西大学全体で行われる統一学園祭の管理運営を行う委員会。

今回は委員会メンバーの私、田中が情祭の活動の中でも、特に高槻キャンパス祭の運営についてみなさんにご紹介します。

高槻キャンパス祭は、地域のみなさんも多数参加される高槻キャンパスと地域の一大イベント。フリーマーケットや模擬店、研究発表や講演など色々な企画満載で毎年大盛況。このキャンパス祭の準備から当日の運営までを取り仕切るのが私たち情祭です。

祭の準備と聞いて、みなさんはどんな活動を思い浮かべますか?年2回行われるわずか数日の祭をみなさんに楽しんでいただくために、1年を通じてさまざまな準備に追われています。

年2回の祭に向けて、一年中大忙し。

委員会は1~3回生の総合情報学部生約40名で構成され、その組織は委員長を中心に総務局や財務局、備品局、企画局、渉外局、広報局などのグループに分かれて準備を進めます。グループ毎の進捗や議題は、週1回のミーティングで話し合い、メンバー全員が共有しながら進めていきます。私は総務局に所属していて、委員会全体のスケジュール調整や資料作成、会議の進行を担当するいわば情祭のまとめ役を担っています。

みんなで話し合い、意見をまとめていく難しさ。

委員会が担う役割は、祭の企画・準備はもちろんのこと、大学事務局との打合せや学外団体・個人との交渉、在学生に向けての告知にいたるまで多岐にわたります。限られた時間の中で過不足なく準備を進めるためには、いかに効率よくスムーズに委員会を運営するかがとても大切。大人数の組織なので、当然メンバー間で意見が異なることもあります。そんなときでもメンバーの考えをまとめ『来場者のみなさんに楽しんでいただく!』という1つの目標に向かっていかなくてはなりません。先輩が引退され自分たちの代になったときに一番苦労したのもそこでした。

うまく進行できず時には落ち込むこともありますが、各局と個別に話し合って調整したり過去の資料を見返して軌道修正しながら進めています。キャンパス祭は学内・学外を問わず多くの人が関わるイベントなので、その分責任の重い仕事です。もちろん活動は楽しいことばかりではありません。けれど、その過程一つひとつが普通に大学に通っていただけでは得難い貴重な経験。メンバーはみんなこの情祭を通じて自分自身の成長も感じていると思います。

みなさんが楽しむ姿を見た時の達成感は最高です!

キャンパス祭直前になると、各局の準備も佳境を迎え大忙し。その頃には週2回のミーティングで、課題をつぶしながら急ピッチで本番に備えます。そうして迎えるキャンパス祭では、前日から大学に泊まり込み、全員で最終チェックをして準備は完了。その時にみんなが見せる充実した表情は、強く心に焼き付いています。

当日の情祭は、進行状況の確認、各出店・出演団体の対応や搬入物の整理などを行うためにキャンパスの中を走り回っています。情祭はいわば縁の下の力持ち。当日は私たちが前にでることなくスムーズにキャンパス祭が進んで行くことがベスト。来場者のみなさんが楽しんでいる姿を見守るのが仕事なんですね。小さなトラブルが起こることもありますが、見つかった課題はメンバーで共有して、次回に生かしています。キャンパス祭が終わりを迎え、みなさんが満足そうな表情でキャンパスを後にするのを見ていると、これまでの苦労なんて吹き飛んじゃいますね。1年間メンバーみんなで力を合わせてやってきた総決算ですから。そのときの達成感は本当に格別です!

今年もそろそろ、高槻キャンパス祭の季節です。みなさんのご来場を情祭一同、楽しみにお待ちしています!

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(2011年度掲載)
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