関西大学 人間健康学部

教育内容Curriculum

コース紹介

1年次に基礎科目を履修し、人間健康学の基礎知識を得る中で、どのようなテーマを研究するのかを固めていきます。そして2年次からは自身のテーマに沿った専門コースに所属します。

スポーツと健康コース

スポーツを通して健康を学ぶ

生涯にわたるスポーツ活動を通しての人間形成やコミュニティの再生、あるいはスポーツ教育を通した新たな人間の健康のあり方を探り、地域コミュニティにおいて活躍できるスポーツ指導者などの養成をめざします。

01「スポーツのくらし化」を提案する

「する・みる・ささえる」といった多様なスポーツとの関わりを通して、人々の暮らしを豊かにする「スポーツのくらし化」をコーディネート、プロモートしていける人材を養成します。

02「場づくり」をサポートする

充実感や生きがいを感じることができる「場づくり」をサポートするための知識や技法を学びます。

03「動き」と「感性」から身体運動を探る

身体運動の「動き」そのものの総合的研究から、一体感を生む感動や目ではとらえることのできない「感性」まで、一歩踏み込んだスポーツのおもしろさを探究します。

04「楽しむ」から「つながり」を築く

レジャー、レクリエーション、ユーモアなど、人が「楽しむこと」を大切にしながら健やかで穏やかな人間関係を築くための方法を学びます。

福祉と健康コース

福祉社会を支える力を身につける

これまでの社会福祉のあり方や実践を、主体的に生きる人間の生活環境と健康との関係でとらえ直し、子どもや高齢者を単に「援助を必要とする弱者」と見るのではなく、「地域コミュニティを創造する生活主体者」としてとらえ、地域コミュニティにおける福祉文化の構築などの諸課題を研究します。

01くらしを支える「福祉システム」を考える

少子高齢化がますます進行するなかで、我が国の社会保障・社会福祉は制度改革が急務となっています。この問題について政策的視点から学びます。

02「共感力」と「アクティビティ・スキル」を磨く

相談援助の場面で必要となる「利用者と共感できる力」のレベルアップと、スポーツ、レクリエーションなどの学びを活用して「実践的なアクティビティの方法」を習得します。

03共にささえあう「地域コミュニティ」を創る

安心して暮らせる地域社会をめざして、希薄になった住民のつながりを再構築する試みが各地で行われています。そのコミュニティ構築に貢献できる人材を育成します。

04くらしの「ニーズ」と「福祉サービス」をつなぐ

ソーシャルワーカーは、利用者の福祉ニーズに応じた福祉サービスと利用者をつなぐ役割を担います。ニーズを正確に把握し、必要なサービスをコーディネートできる力を身につけます。