関西大学 人間健康学部

8月6日（土）に、「親子で学ぶ！ 夏休みユーモア実践講座」の第1回を開催いたしました。

講　師：漫才作家　大池晶
テーマ：「漫才」に挑戦してみよう！

「ユーモア科学スタジオ」のステージ上に立てられた1本のスタンドマイク。会場の準備は整い、
あとは漫才師の到着を待つばかりとなりました。今回、この舞台に上がって漫才を演じて頂く
漫才師は、「親子で学ぶ！ 夏休みユーモア実践講座」の受講者の方々です。

第1回目となる「漫才」の講座では、数多くの漫才の脚本を手がけられている漫才作家・
大池晶先生をお迎えし、親子2人が1組のコンビとなって実際にステージに上がって人を
笑わせる技法を実践的に学びました。

講義の冒頭、親子2人がステージ上で自己紹介をしました。少人数の観客とはいえ人前に
立って話をするのはやはり緊張するもの。受講者の方々は一様に緊張の面持ちでした。

各組の自己紹介が終わった後、先生から漫才の基本構成と演じ方、ボケ役とツッコミ役の
それぞれの役割と笑いの取れる表現に関する具体的な方法などが解説されました。
漫才の講義も終盤に差しかかり、いよいよ受講者がステージに上がって漫才を披露します。
先生の指導の下、親子が一緒になって人に笑ってもらえる漫才のネタを頭をひねりながら
考えます。親子で考えたコンビ名に蝶ネクタイを身に付けると、気分はすっかり漫才師。
人前で慣れないながらもそれぞれの持ち味を生かした話の展開に客席からは大きな笑い
と拍手が沸き起こりました。

講義を通じて人に笑ってもらえる話を考えてそれを人前で堂々と展開していくことの
難しさを学ぶとともに、会場から笑いが起こった時の楽しさを知ることができました。