環境都市工学部

エネルギー環境・化学工学科 授業Pick up エネルギー環境・化学工学科 授業Pick up

入門エネルギー環境学 入門エネルギー環境学

講義では最初のステップとしてエネルギー・環境問題の現状を学び、今後の技術開発の課題に対する理解を深めます。次に、化学工業における生産工程について学習。物資収支、熱収支、触媒の働きなど、生産プロセスが化学工学的な要素技術によって構成されていることを学びます。また、安全や環境に配慮した化学生産技術に関する知識を養うとともに、技術者としての安全に対する責任や倫理を理解します。

粉体工学 粉体工学

環境汚染物質として問題となっているPM2.5や、化学工業で扱われる固体状の原料・製品・触媒は、小さな粒子状物質でありその集合体は粉体とよばれています。粉体が関わる産業分野は化学工業だけでなく、食品・日用品・医薬品など多岐にわたります。粉体は固体でありながら気体や液体のように流れ、そのユニークな特性を学びます。

化学工学実験 化学工学実験

実験に取り組みながら講義で学んだ化学工学の諸理論への理解を深めます。また、実験のなかで発生した問題への対応能力を磨くことも、この科目の狙いです。具体的な内容としては、流動や伝熱などの基礎的な実験や、蒸留、吸収、濾過、流動化といった物理化学的、機械的な実験、さらに、より高度な分離操作や反応工学、プロセス制御といった応用的な実験に取り組みます。

プロセス最適化工学 プロセス最適化工学

プロセスシステム工学とは化学プロセス全体を計画し、化学プロセスを構成するさまざまな単位操作の設計条件を決定し、そして各単位操作の運転条件を決めるために必要となる方法や手順を明らかにする学問です。エネルギープロセスシステム工学の授業では、エネルギーを最も効率的に利用する化学プロセスの設計手順、プロセスの制御、プロセスの改善などについて学びます。

ユニットオペレーションI・II ユニットオペレーションI・II

Iでは化学工学の基礎分野である流動と伝熱を重点的に学習。質量保存と物資収支、エネルギー保存とエネルギー収支、流体の流れ、伝導伝熱、対流伝熱、放射伝熱など化学装置やプラントの設計に必要な基礎知識を身につけます。IIでは化学プロセスにおける物資収支やエネルギー収支を学ぶほか、平衡分離操作の代表的な方法である蒸留分離操作と抽出分離操作について理解を深めます。

クローズアップ授業 クローズアップ授業

岡田 芳樹 教授
木下 卓也 准教授
科目名:エネルギー工学ディスカッション

社会で必要なプレゼン能力の基礎を 1年次で習得。4年次で学会発表レベルの 研究が行える実力が身につきます。 社会で必要なプレゼン能力の基礎を 1年次で習得。4年次で学会発表レベルの 研究が行える実力が身につきます。

プレゼンテーションは発表の時間だけではなく、発表のための準備が肝心です。この講義では、エネルギー資源として広く用いられている石油および太陽光などの再生可能エネルギーなどを題材とし、産業界で活躍してこられた方々から講演を聞いたうえで、学生が各テーマについてさらに調査し、それをまとめて資料を作り発表します。発表するということはそのテーマについてきちんと整理して理解しておかないといけませんので、講義を聞くことよりも深く知識を学習することができます。発表では学生同士で質疑応答し討論するので、発表者のプレゼンテーション能力だけでなく、聴衆側も質問・討論する力も身につきます。

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