環境都市工学部

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関西大学団地再編プロジェクト(代表:建築学科 江川 直樹 教授、建築環境デザイン研究室 他)が公益社団法人都市住宅学会 第24回学術講演会(2016年度全国大会)において2016年度 都市住宅学会賞(業績賞)を受賞

氏名

江川 直樹

所属

環境都市工学部 建築学科 建築環境デザイン研究室

受賞年日

2016年11月26日

大会・団体名

公益社団法人都市住宅学会  第24回学術講演会(2016年度全国大会)

受賞名

2016年度 都市住宅学会賞(業績賞)

研究テーマ等

『大学連携によるストック活用型男山団地環境再編への取り組み』

賞の概要

本事業は、UR賃貸住宅と分譲住宅からなる共同建て住宅の男山団地を対象としている。受賞者らは当該団地の地区センターに位置付けられる中央センターに「だんだんテラス」と呼ばれる交流拠点を開設し、京都府の公共員らを常駐させながらコミュニティ活動を展開している。だんだんテラスでは、通信の全戸配布、各種会議、ラジオ体操、住宅改修相談、懇親会等が行われることで、交流拠点としての機能が確立されつつある。一方、これまでのURによるDIYは空き家になった住戸の新規入居を対象としたものであったが、男山団地では前述の住宅改修相談などの活動実績を踏まえつつ、現行の「模様替え申請制度」を発展させ、原状回復義務を免除する「セルフリノベーション」のための特区が設定された。これらの活動は住宅政策上の実務の発展に寄与するだけでなく、大学と地域の連携の先導的な事例であると評価することができる。
以上より、本事業は、当学会の業績賞に相応しいと認められる。

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