理工学研究科岩佐　燎さんがWellness Life Style 学生アイデアコンペティション・パネルディスカッションにおいて特別賞、参加者投票賞を受賞｜表彰・受賞一覧（学生）

理工学研究科岩佐　燎さんがWellness Life Style 学生アイデアコンペティション・パネルディスカッションにおいて特別賞、参加者投票賞を受賞

氏名

岩佐　燎

所属

理工学研究科　環境都市工学専攻　建築学分野（都市設計研究室）

受賞年日

2019年11月16日

大会・団体名

Wellness Life Style 学生アイデアコンペティション・パネルディスカッション

受賞名

特別賞、参加者投票賞

研究テーマ等

山の縁〜六甲山斜面造成地を拠点とする過ごし方〜

賞の概要

ソーシャルエデュケーションプラットフォーム（SEP）実行委員会が主催するWellness Life Style学生アイデアコンペティションはアーバンデザイン部門とプロダクトデザイン部門があり、中之島会館で合計23作品が同日、予選を行い、本選に6作品が残った。その中で私は特別賞と参加者投票賞を受賞した。

長寿・高齢化社会においては、豊かさだけが追求されてきたこれまでの暮らしではなく「健康」「生きがい」「安心・安全」といった要素が最重視されている。あらゆる分野の学生のアイデアを一堂に集結させることで、相互に刺激し、補完し合いながら「ウェルネスライフスタイル」を提案。さらにこの2019年度大学連携事業は、学生のアイデア発表を一般公開するとともに、企業や行政と共に大阪の未来について議論するためのシンポジウムを開催し、その未来に向けて、学生アイデアを社会実現する事業化モデルの構築を目指すものである。

六甲山は古くから土砂災害の多い山であり、多くの治山治水や砂防堰堤などの土木施設による防災が行われてきた。また同時に山を削る宅地開発も大規模に行われている。しかしそうした斜面造成地の多くは著しい人口減少や高齢化が起こっており、そういった場所を守るためにも砂防堰堤は作られ続ける。そこでハザードマップや人口推計から対象地区を選定し住む場所から過ごす場所へと変えていくことで今まで持てなかった豊かな居場所を作り出す提案を行った。また市民がトレッキングなどのスポーツをより気軽に行うことができるように街と山を繋ぐ川沿いのトレッキングルートも提案した。