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東京の本店で内定の通知を受けた。
この瞬間のために就職活動をしてきたと思うと、言葉にできない嬉しさがこみ上げてきた。
第1志望の企業から内定をもらえたことの達成感で一杯だった。
思い返せば、私が就職活動を意識し始めたのは3回生の8月だった。
学校のインターンシップ制度を利用して、銀行へ2週間程インターンシップに行かせていただいた。
このインターンシップに来ていたメンバーは皆モチベーションが高く、本当に刺激を受けた。
就職活動を始める前に、社会を知れる良い経験ができたと思う。
この頃までに筆記試験対策、自己分析(自分を深く掘り下げる作業)を1通りやっておいた。
人よりも常に一歩リードしていたいという気持ちが強かったのだと思う。
これから就職活動をする皆さんへ。
筆記試験対策は夏明けぐらいの早い時期からやっておくべきだと思う。
特に数学が苦手な人は早くやっておくべきである。
始めはどれも選考には関係のない説明会で、GW(グループワーク)やGD(グループディスカッション)などを通して、楽しく企業や業界の概要を知ることができる。
私の場合、金融機関志望だったので、志望する金融機関の説明会にはほとんど参加した。
説明会に参加し、社員さんの話を聞くことによって、志望する企業をより深く知ることができ、その企業の風土を感じ取ることができた。なので、説明会には可能な限り参加するべきだと思う。
そういった、選考とは関係のない説明会が年内まで続いた。と同時進行で、ES(エントリーシート)の作成をしなければならなかった。
ESは履歴書に自己PRや志望動機などを付け加えた「自己推薦書」みたいなもので、これがかなり大事である。
なぜ大事かと言えば、このESが後々の面接で大いに使われるからである。
例えば、メーカーの場合。
このESの是非でかなりの人が振るい落とされてしまう。
ESは最終面接まで使われる大事な「自己推薦書」なので、しっかりと書かなければならない。
私は、以下の3点に気をつけて書いた。
1.文章の構成、 2.読みやすさ、 3.具体性 である。
ESでは、自分の言いたいことを「いかに相手に分かりやすく伝えるか」がとても重要だと思っていたので、
この3点には特に気をつけていた。
この3点に気をつけた結果かどうかは分からないが、ESで落とされたことは一度もなかった。
特に金融機関は選考が早く、私が初めて面接を受けた企業は1月下旬から選考が始まった。
もちろん、初めての面接は全くうまくいかなかった。
緊張していて、自分自身が何を話したかも覚えていないが、緊張のあまり早口になっていたらしい。
面接は「慣れ」がとても大事で、場数をたくさん踏むことが「志望企業内定」への近道だと思った。
この2カ月は体調管理、スケジュール管理が大変だった。
私の場合、毎日続く就職活動で心も体も疲れていたので、スポーツジムに通って無心で汗を流し、飲み会には積極的に参加してストレスを発散していた。
就職活動は長期戦なので、途中でスタミナ切れをしないように、
自分で自分をコントロールすることが大事だと思う。
私はその時に心懸けていたことがある。
「笑顔で、明るく、ハキハキと、自分を信じて自信を持って。」
これが私の就職活動中のモットーである。
少し精神論になってしまうが、何事も心の持ち方次第であると思う。
面接官がどういう学生を採用したいかと考えた時に、やはりこのモットーにあるような学生を採用したいと私自身が感じた。
だから、就職活動中は常にこのモットーを心がけて行動したつもりである。
もちろん、時にはくじけそうな場面に出くわすこともあるが、そういう時こそ「笑顔」が大事なのだと思う。
正直、内定をもらえるとは思っていなかった。
けれど、やれることは全てやろうと思い、パンフレット、ホームページ、本、その他関連情報などを全て頭の中に叩き込んだ。
そのおかげで、1対1の1時間という長時間の面接においても乗り切ることができた。
それともう1つ心がけていたことがある。
それは、「自分の考えをしっかり持つこと」である。その考えが合っているかどうかではなく、「しっかりと物事を考えている」という姿勢が大事だと思った。何度も厳しい質問で負けそうになったが、なんとか計7回程の面接を経て内定を得ることができた。内定の連絡をいただいた時は、本当に飛び上がるほど嬉しかった。なんだか信じられない気持ちだった。
今まで支えてくれた家族、友人、先生全てに感謝したい。本当にありがとう。
私は内定後、経済学部国際化プログラムを利用して、
8月に短期留学(シンガポール)、12月に海外調査実習(台湾)に参加した。
シンガポールは1カ月という短い期間だったが、経済学の授業を英語で学ぶという貴重な経験をすることができた。
また、台湾では現地の学生とディスカッションをしたり、一緒に夜市を散策したりと、普段は出来ない異文化学生交流をすることができた。
これらの経験は、私の人生にとってとても大きなものになった。
日本に居ては気付かないことにたくさん気付き、その度に自分の視野が広がり、成長する。
この短期間でこれ程までに自分の価値観が変わるとは思っていなかった。
本当にこのプログラムに参加して良かったと思う。
人生で1回しかない新卒という「ゴールデンチケット」を手に入れるためにも、自分に投資するという意味でも、こういったプログラムに参加してほしいと思う。