カリキュラム

教員エッセイ

第34回BestA(ベスタ)

商学部 准教授  岩崎 拓也(会計専修)

 BestA(ベスタ)は、商学部独自の海外留学プログラムの略称です。

 正式名称は、海外ビジネス英語プログラム(Business English Study Abroad)といい、ベスタの由来は正式名称の頭文字にあります。

 本プログラムの特徴は、ビジネス英語の習得に特化している点にあります。関西大学では、国際部が中心となってさまざまな留学プログラムを用意していますが、ビジネス英語を本気で学習したい学生に向けて商学部が独自に考案した留学プログラム、これがベスタです。

 ベスタで学生が旅立つ国はイギリスで、イギリスの日常生活やビジネスは、多くの場合、学生がはじめて体験する世界です。学生は、さまざまな場面で自分が知らないことや、理解できないことに直面することになります。そして、出会った問題に対し、自ら向かい合い、対応しなければなりません。ときには、自分の考えや対応が、思うようにならずに悔しい経験をする場合もあるでしょう。

 学生からすれば、留学生活はシンドイかもしれません。ただ、日々の生活のなかで、自分なりの解答を要求される環境は、自主的に物事を学ぶスタイルの習得に役立つと信じています。

 嬉しいことには、ベスタに参加した学生は、多方面で活躍しています。たとえば、学内の国際部を活用し積極的に外国人留学生と交流する学生や、学内外のビジネス・コンテストに挑戦する学生もいます。今後は、学習内容はもちろんのこと、学生が学習の確かな手ごたえを実感できる場を、さらに充実していきたいと思います。

『葦 №156号』より

2014年05月02日更新
※役職表記は、掲載当時のものです。

☆BestA2014 参加者の皆さん☆
BestA2014の参加学生

 
☆ヨーク大学にて☆
ヨーク大学にて

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