文部科学省の平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム」に本学から商学部 川上 智子准教授が中心となり申請しておりましたプログラムが採択されました!
今回の「質の高い大学教育推進プログラム」には全国の国公私立大学等から939件の申請があり、148件が選ばれました。
1.プログラム名称
「英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成」(PDF:711KB)
2.取組期間
平成20年度~平成22年度
3.取組の概要
現在の大学には、基礎的な知識の習得や理論的思考力の強化を大前提としつつ、国際社会において周囲の人間を巻き込みながら率先して問題解決が行える人材の育成が求められている。
本取組み「英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成」は、産官学連携・高大連携・海外連携を通じ、英語力とプロジェクト実践力を同時強化することによって、グローバルな舞台で活躍できるプロアクティブ(率先して行動する)・リーダーの育成を目指すものである。
本取組みの目的は、グローバルな環境下で、①文化の違いを超えて意思疎通ができる国際感覚と英語力、②組織や社会の中でイノベーションを起こしうるアントレプレナーシップ、③仲間の信頼を得ながら率先して行動するリーダーシップ の三点を兼ね備えた将来のビジネスリーダーを育てることにある。
この目的の下、産官学連携・高大連携・海外連携を通じ、以下の4つのプログラムを学部の事業及び講義科目として実施する。個々の具体的な内容は次の通りである。
1) 関西大学ビジネスプラン・コンペティション(KUBIC:キュービック)
事業テーマの提出という形で企業協賛を受け、商学部主催で学生と教員が共同運営する全国規模のビジネスプラン・コンペティション。高校の部・大学の部・一般の部を有する。
2) ビジネスプラン教育プログラム(CORES:コレス)
KUBIC企業テーマ部門への応募を目標に、2年次演習に所属する約180人がプロジェクト型学習によりビジネスプランの作成を行い、合同発表会で学生同士が相互評価する。
3) ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP:ビー・エル・エス・ピー)
専門分野の専任教員とビジネス英語専任教員が少人数クラス制で指導する。ベンチャーの本場アメリカの大学で研究成果を英語でプレゼンテーションする海外ワークショップ、企業等が与えた課題を解決し、報告するプロジェクト研究、ITを利用したビジネス・シミュレーション、他大学・高校・企業等との合同英語発表会、世界トップレベルの外国人客員教授による英語の集中授業等、英語と専門知識を鍛える多様な機会が与えられる。
4) 海外ビジネス英語プログラム(BestA:ベスタ)
イギリスの大学等と連携し、現地で約1ヶ月間ホームステイしながら授業や企業での実習等を通じてビジネス英語を学ぶ、短期集中型の英語運用能力強化プログラムである。
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今回の「質の高い大学教育推進プログラム」には全国の国公私立大学等から939件の申請があり、148件が選ばれました。
H20年度申請件数 939件(うち私立大学申請件数 443件)
H20年度採択件数 148件(うち私立大学採択件数 52件)
●関連リンク : 質の高い大学教育推進プログラム(文部科学省)
質の高い大学教育推進プログラム(日本学術振興会)
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